地方の半島「お試し暮らし」が今、東京人を惹きつけるワケ[PR]

2019年12月16日

ライフ
ULM編集部

ご存じですか? 東京に暮らす人たちの間で今、地方の半島へ短期移住する「お試し暮らし」がジワリ人気を集めているって。そのワケと、積極的に呼び込み施策を展開する4県を紹介します。


豊かな自然と「ちょっと不便」に魅せられて

 東京在住者の間で今、地方に1週間ほど滞在して現地の生活を体験する「お試し暮らし」が少しずつ話題になっているそうです。モノがあふれて仕事と時間に追われる暮らしに疲れた人が、豊かな自然環境に惹かれて地方へ目を向けているのだとか。

 ただ、地方に連泊する旅行なら皆これまでも楽しんできましたし、全くめずらしくありません。

「お試し暮らし」が一般的な旅行と違うのは、現地の生活にしっかり溶け込んで暮らしぶりそのものを体験するというところ。

 たとえば、旅館やホテルではなく集落の古民家を借り切って、地元の食材で自炊をしてみる。農業など現地ならではの仕事に従事してみる。地域住民と一緒になって、地元のお祭りに参加してみる――。こうした体験を通して、普通の旅行では知る機会のないその土地の深い魅力まで味わうことができるのだといいます。……そう聞くと、ちょっと「お試し暮らし」してみたくなりませんか?

 ちなみに、行き先として特に注目を集めているのは各地の「半島」だそう。

今、東京在住者の間で話題になりつつあるという地方の半島への「お試し暮らし」。あなたは興味ありますか?(画像:石川県)

 三方を海に囲まれた立地が特長の半島地域は、海はもちろん山や川など多様な自然が身近に広がり、都会とはまさに対極的な生活環境。それに、内陸地域と比べて幹線交通網が十分でないといった「ちょっと不便」なところもまた、都心の人たちには逆に新鮮に映っているようです。

 こうしたニーズに応えるために各地の自治体も、居住場所や就労先を準備するなどの「おもてなし」策をまさに充実させ始めているところ。地域の魅力を伝えるとともに、「お試し」の先に移住を検討してもらうことにも期待を寄せているようです。

 自治体が用意する「お試し暮らし」用の民家は、1泊だいたい1000円(一度に何人で泊まっても同額)から。なかには何泊でも無料のところもあるというから驚きです。仕事に関しても、地元企業などと連携して受け入れ先を鋭意増やしているのだそう。

 ひと口に「お試し暮らし」といっても、その取り組みは自治体によってさまざま。より具体的な中身について、受け入れ施策に力を入れる半島地域の自治体のうち石川・静岡・鹿児島・長崎の4県の取り組みから探っていきたいと思います。

1. 居住先も就労体験先もワンストップ――石川県


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