働き世代の多くが睡眠の悩みを抱える不眠大国ニッポン。その解決のカギはマットレスにあった!?

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働き世代の多くが睡眠の悩みを抱える不眠大国ニッポン。その解決のカギはマットレスにあった!?

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アーバンライフ東京編集部

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先進国で最も睡眠時間が短いと言われる日本ですが、その一方で睡眠関連商品の市場の伸びしろも世界トップレベル。多くの寝具メーカーが高機能のマットレス開発し、話題となっています。出社勤務の復活で「朝起きるのがツラい!」という働き世代のみなさん、新生活を前に寝具を見直してみてはいかがでしょうか?

日本では睡眠への意識が年々高まっている



日本人の睡眠時間は、毎年OECD加盟国の中で最下位

 3月の第3金曜日が何の日かご存知でしょうか? 実は世界睡眠学会(World Sleep Society)が「世界睡眠デー」に定めた日であり、世界各地で睡眠関連の知識を普及する啓発活動が行われています。

 今年は3月17日が世界睡眠デーになるわけですが、この時期になると、毎年のように私たち日本人にとって気になる数字が…。それはOECDに加盟する33カ国中、日本人の平均睡眠時間が最下位であること。

「Gender Data Portal 2021」OECD(経済協力開発機構)加盟 33カ国平均睡眠時間調査より。グラフは編集部作成

 在宅ワークの定着したここ2〜3年、日本人の平均睡眠時間は改善の兆しが見えたのですが、それでも2021年に行われた調査では平均7時間22分で最下位。ドイツが8時間18分で、アメリカが8時間51分ですから、日本人の睡眠時間は世界的に見てかなり不足していると言えるでしょう。

 一方、日本のスリープテック市場はますます活況を呈し、近年では「睡眠の質の向上」をうたった飲料・食品も大ヒット。そして国内外の寝具メーカーも体圧分散や温度調整など機能性の高い高級マットレスの開発に力を入れており、世界睡眠デーを前に、さまざまな睡眠関連イベントやキャンペーンが実施されています。

 そうしたなか、渋谷地下鉄駅構内を舞台にユニークなイベントを開催し、ひときわ話題を集めているのがオーストラリア発の寝具メーカー、コアラ スリープ ジャパン株式会社です。

「事件な寝心地体験イベント」記者発表の様子

Twitterをにぎわせているコアラマットレスの「#事件な寝心地」

 コアラといえば、マットレスにワイングラスを置いた状態で飛び跳ねてもワインがこぼれないといった、センセーショナルな動画を覚えている方もいるでしょう。

 2017年に日本に上陸したオーストラリア発のコアラマットレスは「ゼロディスターバンス」と呼ばれる独自の速振動吸収技術や、ミニマルなデザインが話題となり、オシャレ感度の高い20〜30代の働き世代から支持を集めています。

 そんなコアラが、3月5日(月)〜12日(日)までの間、「PickUp ランキン 渋谷ちかみち」イベントスペースで開催しているのが「事件な寝心地」イベント。

 現在の自分の睡眠レベルをチェックしたり、コアラマットレスのフラッグシップモデルで睡眠の“ちょい足し充電”ができるというもので、渋谷へのお出かけや仕事のついでに、誰もが無料で参加することができます。

イベントの様子

 イベント会場では、まず、睡眠にまつわる“事件”を解決するため、鑑識官に扮したスタッフが「ZQ測定」を行い、参加者の睡眠レベルを問診で確認。

 その後、充電ステーションに設置されたコアラ スリープ ジャパンの人気商品「New コアラマットレス」で5分間のパワーナップ(積極的仮眠)を体験してもらうという内容です。

 ちなみにZQ測定とは、毎日アクティブに過ごすための「睡眠の質」をチェックするもので、以下の5項目を確認します。

□ 朝の目覚めが悪く、すぐにベッドや布団から出られない
□ 毎日ほぼ同じ時間に目が覚めない
□ 日中、仕事や家事を活動的に行えていない
□ 睡眠中、すぐに目が覚めたり、夜中に2回以上起きたりすることがある
□ 日中、イライラして倦怠感がある

 イベントに参加した都内で働く男性は、5項目全てが当てはまる典型的な低ZQ値。ふだんから寝付きが悪く「夜中に目が覚めることもしばしば」と言いますが、New コアラマットレスに体を預けてみたところ、あまりの心地よさに本当に眠りに落ちてしまったとのこと。

実際に体験している様子

 「寝た瞬間に体が包まれるような感覚で、新体験といいますか、今まで味わったことのないフカフカの寝心地でした。今までそれほど寝具にはこだわっていなくて、高いマットレスでもそんなに変わらないだろうと思っていましたが、この渋谷駅構内でスッと眠れるとは…これを機にマットレスを見直してみようと思いました」(体験者談)

 会場では、まるで事件現場のような睡眠ポーズを取るなど、マットレスの上で自由に写真撮影ができることもあり、次から次へと参加者が。

 コアラマットレスの寝心地を体験した方には先着や抽選で記念品がもらえたり、マットレスで撮った写真に「#事件な寝心地」を付けてSNSに投稿すると抽選でNew コアラマットレスが当たるとあって、早速「事件な寝心地」画像がTwitterで話題になっています。
 

働き世代こそ、高機能マットレスで自分の健康に投資しよう

 昨今、寝具のトレンドは高機能・高価格の製品へと推移しており、さまざまな寝具メーカーが数万円〜数十万円のマットレスやベッドをリリースしていますが、創業時からD2C(メーカー直販)のビジネスモデルを採用してきたコアラは、20代前半のユーザーでも手の届く価格帯で寝具・家具を展開しています。

コアラ スリープ ジャパン株式会社 マーケティングディレクターの尾澤恭子さん

 「コアラマットレスは、若い世代の社会人にとっての『ファーストプレミアム・マットレス』だと思っています」

 そう話すのは、マーケティングディレクターの尾澤恭子さん。

 「大学を卒業して就職した当初は、実家から持ってきたような寝具を使ったりするものですが、お給料をもらって1年、2年経って社会人生活も落ち着いてきますよね。けれどもこれから先のことを考えたとき、ちょっと背伸びをして健康に投資をする。そうした方々にぜひ体験して頂きたいマットレスです」

 ちょっと前までは、マットレスを買おうとデパートや店舗を訪れると、店員さんにがっちりマンマークされ、言われるがままに買ってしまうような購入スタイルが一般的だったのではないでしょうか。

 そうしたなか、コアラは表参道にショールームこそありますが、ECサイトからの購入がメインで、120日間ものトライアル期間を設けています。自分に合ったマットレスかどうか、じっくり試すことができ、どうしても合わなければ返品・返金可能。そうした気軽な販売スタイルもデジタル世代に支持される理由です。

 また、WWF(世界自然保護基金)とのパートナーシップによって、150万豪ドル以上を一部の商品の売上から寄付するなど、環境保護へ積極的に取り組んでいるのもオーストラリア発のブランドならでは。

 日本では、売上の一部が南西諸島に生育する固有種、アマミノクロウサギやミヤコカナヘビの保護にも使われています。

「コアラはそうしたユニークなブランドとして認知して頂いていますが、実はプロダクトチームがコツコツ研究を続けて製品開発している職人気質なブランドでもあるんですよ」と尾澤さん。

 「この寝心地体験イベントで提供している『New コアラマットレス』も、湿度の高い日本の気候に合わせて設計されていて、内蔵されたトッパー部分を裏返すことで硬さの調節もできるようになっています。その硬さもまた日本人に合った寝心地を追求したもので、製品が完成するまで144ものサンプルを作っています」

 イベント参加者が語る「新体験の寝心地」は、まさにそうした研究の集大成と言えそうですが、ともかく「寝心地」は実際に寝てみないと分からないもの。

 睡眠の質に自信がない方は、「事件な寝心地体験イベント」で寝具の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

 
事件な寝心地体験イベント
開催日程:2023年3月6日(月)〜12日(日)
開催時間:12:00〜20:00 
開催場所:渋谷駅構内 PickUp ランキン 渋谷ちかみち ハチ公改札前 イベントスペース
 
コアラ表参道 ショールーム
住所:東京都渋谷区神宮前 5-43-7 表参道ART WORKS 1F
営業時間:平日 11:30〜20:00(最終入場19:30)/土日祝 11:00〜19:00(最終入場 18:30)
※営業時間は変更になる可能性があります
 

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