情熱はカレーより熱い!リトルインド西葛西の立役者「江戸川インド人会」の奮闘(後編)
2018年10月7日
知る!TOKYO「リトルインディア」として知られる西葛西の礎を作った「江戸川インド人会」会長・ジャグモハン・チャンドラニさん。後編では、1978(昭和53)年に来日したチャンドラニさんの奮闘の歴史を振り返ります。
言葉ではなくマインドで生きることが大切
マインドで生きることは、チャンドラニさんにとってすべての行動の源です。「言葉」を例に出して、マインドの大切さを繰り返し説きます。

「人間が言葉を発するとき、頭の中で相手に何を言うか、まず言葉を選ぶでしょう。ですから、言葉はどうしても意図的なものなってしまいます。言葉の行間にある『マインド』はなかなか伝わらないのです。しかも、言葉は使いすぎると『角が立つ』場合が多いですからね。
インドに『手のひらの砂を落とさないために、手を開いたままにしておきなさい』といった古い言い伝えがあります。砂をつかもうとして意図的に手を握りしめると、砂は指の先からこぼれ落ちてしまうでしょう。そういうことです」(チャンドラニさん)
インバウンドなどの増加を含めて、東京は今後、より一層国際化が進むことでしょう。そうした環境で生活していくには、チャンドラニさんのようなマインドを大切にする生き方がひとつの支えになるのかも知れません。
「そんなに固く考える必要はありません。まずは他人の隣に座って信用してあげましょうということ。全然難しくないでしょ。だって、インド人も日本人も同じ人間なのだから。そうでしょ。わっはっはっはっは!」
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