募金できる自販機があった ジュースついでに気軽? 制作背景を聞いた

2019年4月22日

ライフ
ULM編集部

募金に協力したいけれど勇気が出ないという人に、ぴったりの方法があります。その仕組みを作ったのは仙台市のNPO法人でした。


募金総額が「右肩下がり」という現状

 ハートフルベンダーはどのような経緯で作られたのでしょうか。ハートフル福祉募金専務理事の髙橋靖雄さんに聞きました。

ーーハートフルベンダーの取り組みはいつ始まったのですか。

 2005(平成17)年です。宮城県共同募金会(仙台市)の会合で出たアイデアが元になっています。共同募金運動の期間は通常、毎年10月1日から翌年3月31日までの6か月間ですが、それを年間通してやれたらいいねと。

ーー自動販売機に募金機能を付けるアイデアは、どのように出てきたのですか。

 その時、宮城県共同募金会の副会長を務めていたのが、現在、ハートフル福祉募金で理事長務める佐藤隆雄でした。その佐藤が、事業所向けに自動販売機を展開する企業の代表と知り合いで、そこからアイデアが出たんです。アイデアが出てから8か月をかけて、機械メーカーと自動販売機に取り付ける専用のソフトウェアを開発しました。第1号機が設置されたのは2006年4月。場所は、東北福祉大学(同市)の学生食堂でした。

ーーアイデアが出たそもそもの理由は何ですか。

 募金総額そのものが減少し続けていることが背景にあります。中央共同募金会(千代田区霞が関)のデータによると、1995(平成7)年をピークに募金額が下がり続けているのです。

ーーその理由は。

 世の中が不景気だったり、「赤い羽根」以外の団体を支援する人が増えたりしたからです。そのほかにも、街頭募金を名乗った詐欺事件が起こるなど、募金のあり方を問う声が出てきたことも関係しています。われわれは、そのような不透明性さへの疑問に応えたかったんです。

募金した募金は全額、共同募金会へ


都内の「ハートフルベンダー」の設置場所はコチラ

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