女ひとり、今夜は「はしご酒」 下北沢とっておきの3軒をご紹介!
2019年4月12日
お出かけ駅周辺の再開発が進む下北沢。その一方で、地元民から愛され続ける家庭的な飲食店が、変わらぬ姿で営業中です。新しさも懐かしさも感じられるシモキタで、女性がひとり飲みしやすいお店を、ライターが「はしご酒レポート」します。
2軒目:魚にこだわったアットホームな居酒屋
温かい家族経営のお店で癒された後は、茶沢通りに向かって2分ほど歩いた場所にある2軒目のお店「ぞっこん」(北沢2)に到着。

こちらのお店は開店14年目。店の前を通ると、店内のスタッフが「いらっしゃいませー!」という明るい声で出迎えてくれるので、ひとりでも気兼ねなく入れます。
カウンターの前はオープンキッチンで、調理風景を楽しみながらお酒を飲むことができます。さっそく1杯目のハイボールと「自家製ソーセージ」(680円)を注文。目の前で焼かれる大きなソーセージの香りでお酒が飲めます。いったんナイフを入れると、あふれんばかりの肉汁が流れ出てきます。下にひかれたもやしと一緒に食べると、食感が変化します。
「ぞっこん」のこだわりは、豊洲市場から毎朝届く新鮮な魚を使った料理です。そのなかでもおすすめなのが「炙り鯖刺し」(780円)です。目の前でサバの半身を炙ってくれ、レモンを絞っていただきます。和がらしを使った醤油につけて食べると、締まったプリプリの身と、ツンとする和からしの旨さが口の中に広がります。日本酒との相性も抜群です。
ひとり客について店長に聞いてみると、「いますよ。10年以上来てくださる方もいます。あと、カウンターに座ったお客様同士が仲良くなって、一見さんもその日から常連になったり。なので、おひとり様でも気軽にきて来てほしいですね」とのことです。
スタッフみんなが仲良く、アットホームな雰囲気の「ぞっこん」で、最初から最後まで大満足の2軒目でした。
3軒目:牛タンとワインを楽しむカジュアルビストロ
3軒目は、牛タンとワインをカジュアルに楽しめるビストロ「牛タン 夏火鉢」(世田谷区代沢5)です。
入口の“やってます”と書かれた木製の看板が目印。店内はダウンライトで落ち着いた雰囲気です。
このお店、なんといっても牛タン料理が絶品です。まずは赤ワインとお店自慢の「炭火焼き牛タンステーキ」(1000円)を。注文後に焼き始めるので、できたてを楽しむことができます。
一枚一枚が分厚いのに、かむと柔らかくてジューシー。備え付けのレモンやマスタードで、何枚食べても飽きない味に。タンのさっぱりした脂に赤ワインを流し込むと、一連のおいしさを実感できます。
本日の締めは、1番人気の「赤ワインとフォンドヴォーのタンシチュー」(1300円)を注文。とろとろに煮込んだ牛タンは、箸で切れるほど柔らかく、相性抜群な濃厚ソースと絡めて食べることで味をかみしめられます。
ほかにも、肉汁が止まらない「牛肉100%使用!牛タンバーグ」(1200円~)や、牛タンのうま味が凝縮した「ローストビーフタン」(1500円)、さらには「上タントロしゃぶ鍋」(1人前1980円)など、専門店ならではの牛タン料理を堪能することができます。
コスパも良く、スタッフの人たちも気さくなので、時間を忘れて楽しめます。カジュアルな雰囲気で、牛タンとワインを楽しみたいときにおすすめのお店です。
レトロと新しさが入り混じった下北沢で、女ひとり飲みを!
下北沢は古着屋や劇場で有名ですが、居酒屋も多く存在します。さらには、地域をあげてはしご酒イベントを行うなど、酒好きにもぴったりの街です。
今回はそんな下北沢の、女性ひとりでも入りやすいお店を3軒を紹介しました。昔から変わらない常連に愛されるお店や、あたたかいアットホームなお店もたくさんあります。そんな愛であふれた街、下北沢で、ひとり飲みはいかがでしょうか。
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