東京湾はアジの「天然いけす」 船釣り体験したら大漁だった!
2019年4月14日
知る!TOKYO手ぶらで船釣りへ行き、釣った魚を調理してもらって食べる。東京湾でそんな気軽な釣り体験が初心者でもできると、釣りアンバサダー兼ツッテ編集長の中川めぐみさんに聞き、さっそく案内してもらいました。
自分で釣った魚は、なぜこんなにおいしい?
釣った魚を保冷バッグに詰め替えて、門前仲町にある居酒屋・釣り人(江東区深川)へ。オーナーの稲葉聡さんは「釣ったばかりの魚のおいしさを知って欲しい」との想いでお店を2018年6月にオープン。釣り人が持ち込んだ魚を、相談に応じて1000〜2000円で調理してくれるとのことです。
この日、お任せで作ってくれた料理は、アジの素揚げ、南蛮漬け、フライ、刺身、なめろうの5種類。

薄っすらと塩が振られたアジの素揚げは、新鮮さを物語るかのようにパリッとしていて小気味良い食感がたまらない一品。薬味とポン酢醤油を浸けると、さっぱりとした味わいでアジの旨みを楽しめます。
アジフライは、中川さん一押しの料理。「新鮮なアジのフライは、身がフワッとしていて最高なんです」と店に来る前から力説していたとおり、身が驚くほどふんわりとして、サックリとした衣との食感の違いが絶妙でした。さらに、脂の乗ったアジの刺身がおいしかったのは言わずもがな。
釣りたてのアジのおいしさの理由。それは、自分で釣ったことや新鮮さに加えて、漁のように網で大量に獲るのではなく、「1本釣りですぐに血抜きをすることも大きい」との中川さんの説明に深く納得。魚嫌いの子どもや若者たちが、釣りたての魚のおいしさを知ったら、魚好きになるに違いないと思えました。
釣り用具を持たずに気楽に船着場へ行き、魚を釣って、料理屋で調理してもらっておいしく食べる。なんとも贅沢な体験でした。吉野屋代表の吉野吾朗さんによれば、子どもは小学校高学年くらいからの参加が多いとのこと。家族で参加すれば、食育にもうってつけの体験ができるでしょう。中川さんにはこれからも、こんな楽しい釣り体験ができる場をさらに発掘してもらいたいものです。
●吉野屋
・住所:東京都江東区木場6‐15-11(乗船所)
・営業時間:9:00〜20:00
・定休日:火曜日
・アクセス:東西線「木場駅」2番出口から徒歩約5分
・紹介の釣り船料金:LTマアジ船(7:00出航〜14:00帰港) 男性8500円、女性6500円(前日までに予約)
※貸し釣り竿1本500円、釣り針1袋200円。表示の金額は全て税込
●居酒屋 釣り人
・住所:東京都江東区深川1-1-8 村松ビル2F
・営業時間:17:00〜22:30(L.O.)※ドリンクのL.O.は23:00
・定休日:月曜、第2・4日曜
・アクセス:東西線、都営大江戸線「門前仲町駅」6番出口から徒歩約2分
※魚の持ち込みは前日までに要予約
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