たまごサンドと大正古民家「カヤバ珈琲」|老舗レトロ喫茶の名物探訪(10)

2019年3月31日

お出かけ
ULM編集部

1938(昭和13)年に2階建ての民家の1階で開業したカヤバ珈琲店。地元の人々や谷中散策の客などから親しまれ、町のランドマーク的存在でした。2006(平成18)年に閉店するも、多くの人たちの要望によって復活。古民家喫茶として人々の憩いの場となっています。


人気のたまごサンドは健在、谷中で愛された雰囲気も味わえる今

 店を借り受ける際、旧カヤバの「名物」を受け継ぎ、かつてのスタイルを守っていくことが条件だったそうです。そのひとつに、旧カヤバの名物だった「たまごサンド」と「ルシアン」があり、現在も人気メニューとのこと。

左写真が名物メニューのたまごサンドとルシアン、右写真が旧カヤバ時代に描かれたたまごサンドとルシアンの絵(2019年3月8日、宮崎佳代子撮影)

 たまごサンドは、絶妙な塩加減の厚焼き玉子がふんわりとしていて、「質にこだわって仕入れています」という玉子のコクが口中に優しく広がります。厚切りのパンとの味わいのバランスもよく、今も人気メニューというのが頷けます。

 たまごサンドとセットになったルシアンは、コーヒーとココアを混ぜたもの。昭和半ばにコーヒーの味に不慣れだった人たちにとって、苦味と甘さとカカオの味わいがミックスされていることで、斬新かつ親しみやすい飲み物だったことが想像されます。ルシアンに使われているカップも古くから使われているもので、色褪せた銀縁に歴史を感じます。

 コーヒー豆はノルウェーに本店があるフグレンの浅煎りを使用。果実味がしっかりしていて、甘みも感じやすい豆といいます。

オリジナルレシピから改良を加えたハヤシライス

 もうひとつ、旧カヤバから受け継いだ人気メニューにハヤシライスがあるそうですが、こちらはオリジナルレシピから現代風に改良を加えているとのこと。しっかりと煮込んでトロトロになったデミグラスソースの濃厚さにご飯が進みます。子供も食べやすいマイルドな味で、生野菜も添えられているのがヘルシーです。

旧メニューに、若い感性が加わった季節替わりのメニューも


カヤバ名物のたまごサンドとハヤシライス(10枚)

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