29歳・慶應卒、アプリ起業で「動物保護」を目指す理由

2019年3月29日

ライフ
ULM編集部

動物好きの若き女性社長が開発したのは、ペットシッターのマッチングアプリです。なぜ開発に至ったのでしょうか。


保護犬施設のボランティアも

 登録されている全シッターはペットのプロで、「プロフェッショナル」と「レギュラー」の2種類に分かれています。プロフェッショナルは「動物取扱業」の登録証を同社に提出しているシッターで、レギュラーは登録証が未提出であるものの、一定の資格や経験を持つシッターとなります。

 料金はプロフェッショナルが2000円/15分に対し、レギュラーは500円/15分と安価な設定に。ともに課金制で利用時間は30分から。上限はありません。依頼はサービス開始の1時間前までとなっています。

 想定する主な利用者は会社員(年収700万円以上)から、会社社長、士業などの高所得者。利用者の95%を「プロフェッショナル」利用で、1回あたりの客単価を8000円と見込んでいます。「リピート率を70~80%までに高めることで、安定した収益化につなげていきたい」と前田さんは話します。

「ぱうわん」の利用方法(画像:ぱうれんつ)

 代表の前田さんは、私生活でも保護犬施設のボランティアを行ったり、施設に物品の寄付を行ったりしているほどの、筋金入りの動物好きです。ぱうれんつ創業の背景について、次のように話します。

「犬にとっての24時間は、人間の1週間に等しいといわれています。仮に平日の5日間、一度も散歩に行かないと、犬は約3週間自宅で閉じこもっているのと同程度のストレスを感じます。しかしフルタイムで働いたり、子育てや介護をしたりしながらペットを育てる飼い主さんがペットをケアすることは簡単ではありません。飼い主さんはそのことに対して罪悪感を抱えているケースが多く、それをとにかく解決しようと考え、会社を立ち上げたんです」(前田さん)

「売上の10~15%を動物愛護団体に寄付したい」

「ぱうわん」利用者の目標は「3か月以内に300人」。売り上げは12月までの約9か月間で1000万円を見込んでいます。シッターの登録者数は4月末までに50~60人を想定しています。

 そのほかにも、同社は2019年夏ごろから、都内でシニア犬の飼い主を対象とした獣医往診サービスも提供予定で、こちらは23区対応となっています。

 前田さんは今後、売り上げの10~15%を動物保護団体やNPO団体に「アグレッシブに寄付していく」とのことです。


【写真】愛犬とくつろぐ前田葵さん(5枚)

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