彼女が欲しいなら「焼き芋」をオゴるべき? 昭和~平成の東京で流行った「恋愛テク」の数々

マッチングアプリなどがなかった昭和~平成時代、男女ともに出会いに渇望していました。そんな当時の状況について、20世紀研究家の星野正子さんが解説します。


マニュアル本がベストセラーになった90年代

 こうした恋愛テクニックは80年代後半になって高度にマニュアル化され、90年代には恋愛マニュアル本が書店でひとつのコーナーとなるくらいに拡大していきます。

現在のカップル(画像:写真AC)




 80年代と90年代の大きな違いは、後者がえたいの知れない口説きのテクニックを生み出していったことです。とりわけ男性向け恋愛マニュアル本の需要は高く、90年代初頭には多くのマニュアル本がベストセラーになっています。

『女を口説く200のマニュアル』(三笠書房)は15万部、『早い話がナンパの本』(KKロングセラーズ)は8万部を記録しています。こうしたことから、粗製乱造の恋愛テクニックは増殖していきました。次の内容は、実際のものです。

・女性の気をひくためにリコーダーでバロックの名曲を吹いてみせる
・インテリ女性に「キミの考えは間違っている!」とガツンとかます
・女性のストッキングが伝線したときに備えて予備をそっと渡す
・女性は焼き芋に弱い

 これらを真に受けた世の男性たちは、今となっては布団をかぶってもん絶したくなることでしょう。東京にはそんな男性たちが無数にいたのです。


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