彼女が欲しいなら「焼き芋」をオゴるべき? 昭和~平成の東京で流行った「恋愛テク」の数々

マッチングアプリなどがなかった昭和~平成時代、男女ともに出会いに渇望していました。そんな当時の状況について、20世紀研究家の星野正子さんが解説します。


露骨な欲望をさらけ出した80年代

 この類いの記事は80年代を通じて、手を替え品を替え掲載されています。次は『週刊プレイボーイ』1984年7月17日号の記事を見てみましょう。タイトルは何と「ナンパ大地図 夏休みオンナはここで待ち伏せだ!!」です。現在、編集者がこんなタイトルを付けたら編集長に説教されるのは間違いありません。

 肝心の記事は、女性誌に掲載されていたお勧めの宿や店を羅列して「ここで待ち伏せれば出会える」というもの。当時の『週刊プレイボーイ』は恋愛テクニックをネタに、こうした記事がたびたび掲載されていました。

街なかで女性に声をかける男性(画像:写真AC)




 1980年6月24日号には「職業別ギャル ラブラブ大作戦」という記事も。職業別に女性の特徴を分析し、こう口説こうと解説されています。内容を信じる信じない以前に、現代の価値観では許容しづらいものもあります。

 対する女性誌も妙な記事が目立ちます。なかでも『エフ』1985年9月号掲載の「殺し文句の研究」は秀逸です。

 テーマは女性が男性にささやかれてクラっとくるひと言で、次のような「女のコのハートを直撃した殺し文句」が掲載されています。

「初めて会ったばかりだからダメなの? 5回目ならいいの? だったら今すぐ別れて5分後にまた会おう。そうすれば25分後には、キミの部屋に入れるんだね」
「きょうは16時間もいっしょにいられたね。今度会うときは17時間、18時間て、デートの延長記録をつくろうね」
「猫はオマエ一人だけで十分だよ」

 今読み返してみると、すごい時代だったと改めて感じます。

マニュアル本がベストセラーになった90年代


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