意外と知らない? 伊豆諸島と沖縄の「共通点」「相違点」とは
2022年1月12日
お出かけ竹芝桟橋から行ける伊豆諸島。そんな伊豆諸島と沖縄の共通点・相違点について解説します。
唐辛子が名産
残り三つの共通点です。
●唐辛子&お酒の名産地
「島とうがらし」と聞くと、泡盛に漬け込んだ唐辛子の瓶が思い浮かびます。実は、伊豆諸島も唐辛子の名産地。さらに、伊豆諸島と沖縄の唐辛子は「コーレーグース」という同一品種です。本州で栽培される「タカノツメ」よりも小ぶりで、独特の辛さとうま味があるため、生でも食べられます。また沖縄といえば泡盛ですが、伊豆諸島でも各島で個性豊かな焼酎を作られています。伊豆諸島の焼酎は数十種類に及び、一度の訪問では飲みきれないほど。お酒好きは伊豆諸島の焼酎も要チェックです。

●台風が多い
島の運命なのでしょうか、沖縄と同じく伊豆諸島にも台風がよく訪れます。沖縄の台風シーズンは7~9月ですが、伊豆諸島の場合は7~11月と長くなっています。冬場の伊豆諸島は気温が最低10度まで冷え込み、高波のせいで船が島に近づけず、青ヶ島の上陸難易度はさらに上がります。台風への備えなのか、新島の住宅も沖縄のように屋根が低く、石垣で囲まれたものが多く見られました。
●地域に根付くスピリチュアリティ
沖縄では、民間の巫女(みこ)である「ユタ」が占いや神事をつかさどります。八丈島や青ヶ島でも「ミコ」が伝統的な祭礼を執り行っています。シャーマニズムが現在にも残る土地という点で共通しています。
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