「凶悪事件」を題材にしたゲームが東京で流行し始めているワケ

殺人事件を題材にしたアナログゲーム「マーダーミステリー(Murder mystery game)」が、東京でも徐々に注目を集め始めています。新宿や渋谷、池袋、立川など、主要エリアには専門のボードゲームカフェがオープンするほど。ゲームの魅力について文殊リサーチワークス・リサーチャー&プランナーの中村圭さんが解説します。


都内に新店舗、人気の理由は

 マーダーミステリーの特徴のひとつは、一度参加してしまえばその作品のトリックが分かってしまうため、 1回のみの推理を楽しむものになっていることです。

 もちろんネタバレは厳禁です。この一期一会感も人気の理由かもしれません。

 一度体験したゲームにおいては、トリックを知っているためにプレイヤーになることは難しいですが、ゲームを円滑に遂行するためのゲームマスター(GM)になることは可能です。GMならば他にプレイしている人たちを見て、自分たちのプレイのときとは違う展開を楽しむことができます。

 ストーリーの展開上、基本的に各ゲームに設定されている人数を守らなければいけなく、設定人数が5人なら5人の人を集めなければなりません。また、ひとつのゲームのプレイ時間がおおむね2~4時間程度と長く、アナログゲームとしては比較的時間を要するゲームの部類と言えるでしょう。

東京ビッグサイトで開かれ得た、アナログゲームの祭典「ゲームマーケット東京2021秋」の様子(画像:中村圭)




 誰でも手軽に遊べるボードゲームやカードゲームなどと比較すると、プレイできる前提がやや厳しいとも言えます。しかし、決められた人数で長時間プレイすることから、みんなでひとの演劇を作り上げるような感覚も生まれます。マーダーミステリーえはプレイを公演と呼ぶことからも、その感覚がうかがわれるところでしょう。

 広義のマーダーミステリーではリアルの公共スペースや施設を使って行われるイマーシブシアターなども含まれ、まさに演劇型ゲームと言えます。

 現在、マーダーミステリーは中国で爆発的な人気となっており、日本でも徐々に人気が高まってきている状況です。そのため、出版社やゲームメーカーなどさまざまな国内企業の注目が高まっています。

ビッグサイトでの展示会も盛況


【画像】話題のゲーム 「注目作品」を見る

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2021/11/211126_mystery_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/11/211126_mystery_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/11/211126_mystery_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/11/211126_mystery_01-1-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/11/211126_mystery_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/11/211126_mystery_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/11/211126_mystery_04-150x150.jpg

おすすめ

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画