みんな大好き「かつサンド」 初期ブームを作ったのは花街の芸者だった!

今ではメジャーな食べ物のなかで、花街や芸者衆とともに発展したものがあります。いったい何でしょうか。解説するのは文教大学国際学部准教授の清水麻帆さんです。


ハイカラだった「ソーダ水」

 次は、若者に人気のクリームソーダの前身である「ソーダ水」です。

 資生堂パーラーの広報担当者によると、ソーダ水は1902(明治35)年、現在の資生堂パーラーの前身・資生堂薬局の一角に設置されていた『ソーダファンウンテン』で、アイスクリームとともにスタンド方式で販売されていました。このソーダ水は、当時人気を博し、銀座の一大名物になっていました。

 1897年から、資生堂薬局は高級化粧水「オイデルミン」を販売していました。その強みを生かし、景品としてソーダ水1杯につきオイデルミン1本をつけて販売したところ、来訪客が大幅に増えました。

 加えて当時の場所が、新橋の芸者衆が使う踊りの稽古場に近かったこともあり、彼女たちが休憩時間や帰りに立ち寄っていました。そのため、ハイカラな流行発信場所となっていました。

新橋色のアイスクリームソーダ(画像:資生堂パーラー)

 現在でも、銀座8丁目の資生堂パーラー サロン・ド・カフェ 銀座本店では、毎年5月に開催されている新橋花柳界のお祭り「東をどり」の期間中、限定のスペシャルメニューとして、「東をどりパフェ」「新橋色のアイスクリームソーダ」を提供しています。

 前者は抹茶などが使われ、飾りに番傘が付いています。また後者は、明治後期に新橋芸者衆の間で「新橋色」という青緑の着物がはやったことから、その色にちなんだアイスクリームソーダになっています。

 これらのメニューは同店で10月12日(火)から31日(日)まで提供されています。

芸者衆と客とで作る「お好み焼き」


【画像】かつサンドの発祥「井泉」

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