愛されて34年。1000点が一堂に集結「シルバニアファミリー展」 限定グッズも登場!

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愛されて34年。1000点が一堂に集結「シルバニアファミリー展」 限定グッズも登場!

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松屋銀座で「シルバニアファミリー展」が開催されます。約1000点以上の仲間たちが展示されるほか、大きなジオラマや、通常サイズの10倍の大きさの人形も登場。さまざまな角度からシルバニアの世界が楽しめます。

1000点以上集結! なつかしの初代のハウスや大型ジオラマも登場

 1985年3月20日、エポック社(台東区駒形)から誕生した小さな人形のシリーズ「シルバニアファミリー」。

松屋銀座で開催される「シルバニアファミリー展」のメインビジュアル ©︎EPOCH



 日本のドールハウス文化の立役者ともいえる存在で、登場から34年を経た今もなお、数多くの人に愛され続けています。世界での累計販売数は1億5000万以上。60を超える国々で親しまれる存在となりました。

 同シリーズのスタートは、9種類の動物の家族とひとつの家、11種類の家具のラインナップからでした。その後着々とバリエーションを増大させ、2019年現在までに、約70種類の家族、約100の家や店、約230種類の家具が登場しています。

 そんなシルバニアの仲間たち約1000点以上が一同に集結する「シルバニアファミリー展」が開催されます。場所は松屋銀座8階のイベントスクエア。期間は2019年3月13日(水)から3月25日(月)までです。

1986年に登場した「ウサギファミリー(アイボリータイプ)」 ©︎EPOCH

 会場内には、シリーズ初期に生まれた懐かしい家や人形などが揃うほか、シルバニア村を再現したという大型ジオラマ(2.7m×3.6m)が出現します。

1985年に登場した「ハウス(初代)」 ©︎EPOCH
2004年に登場した「あかりの灯る大きなお家」 ©︎EPOCH

 実物の10倍の大きさで再現された「初代ウサギファミリー(ブラウン)」や「緑色の家具」も登場。それらと一緒に写真撮影を楽しむことも可能です。

 コラボレーション作品の特別展示も実施。日本ドールハウス協会やドールハウス作家による、同展のための新作ドール展示のほか、学生らが制作した作品が並びます。

 文化服装学院の学生たちは「はじめてのパリコレ」をテーマに、シルバニアのドレスを60体デザインし、コンテストを開催。武蔵野美術大学の学生は6点の絵画や版画作品を、日本工学院専門学校は映像を発表します。

 さらに篠原ともえさんデザイン監修によるファッションコレクションも登場。新しいジャンルとコラボしたいと考え、テーマを「モード」に設定したといいます。

篠原ともえさんデザインの衣装 ©︎EPOCH

「新素材でのモノトーンスタイルやオリジナルテキスタイルのマリンルックなど、大人も楽しめる新しい世界観を本展のためにデザインしました」(篠原さん)

限定グッズの種類約200点。グッズコーナーには、展示会限定で登場する人形も!

 そのほか、展覧会限定の商品も多数販売されます。

展覧会限定人形「ショコラウサギファミリー」5940円 ©︎EPOCH



先行販売人形「モグラファミリー」2300円 ©︎EPOCH
展覧会限定商品のキーリング(左、756円)とピンズ(右、540円) ©︎EPOCH
展覧会限定商品「キャンディバッグ」はバック型のキーホルダー。中にキャンディが入っている。864円 ©︎EPOCH

 展覧会オリジナルの公式大図鑑や、展覧会限定の人形や雑貨など、約200点が登場する予定です。

34年間愛され続ける理由とは?

 シルバニアファミリーが34年にわたり愛され続けた理由を、エポック社は次のように分析しています。

 1つめは、人形が万国共通で理解し合える、かわいらしい「動物」のモチーフであること。2つめは、時代の変化には合わせつつも、トレンドを追いかけていないことだといいます。

1985年のシルバニアファミリー集合写真(初代) ©︎EPOCH



 たとえば、ウサギファミリーの顔は1985年当時から変わっておらず、メインのハウスの屋根は常に赤。変わらずにいることで、独自の世界観を守り続けています。キッチンや洗面台の下の扉を開けると、本物同様に配管が通っているという作りの細やかさも、誕生当時からなのだといいます。

「変わらないデザインをお客様にお届けすることで、2世代、3世代と安心感を持って遊んでいただけるロングセラー玩具になっています」(エポック社)

 3つめは、自分で「お話」をつくれること。人形の名前や、特定の物語は設定されていないため、自らストーリーを組み立て、自分の世界に没頭して遊ぶことができるといいます。

1995年に登場した「赤い屋根の大きなお家」 ©︎EPOCH

 そんな同シリーズは、「ヨーロッパに根付いていたドールハウス文化を、もっと手軽に子どもたちが遊べるようにしたい」というコンセプトから企画がスタート。

 現在、エポック社のWebサイトには「シルバニアファミリーとおもちゃの特性・役割」として、下記の5項目が書かれています。

・基本的な動作、行動能力を高める
・大人の生活スタイルを真似て再現させる
・組み立て、イマジネーション力を伸ばす
・人と関わるコミュニケーション
・科学的・アート的感覚を刺激し、好奇心を強める

 楽しみながら学べる玩具は、子どもだけでなく、大人の心をも魅了し続けています。洋服を縫ったり編んだり、オリジナルのシチュエーションで撮影をしたり。SNSの普及で、ファン同士が交流できる機会が増えるなか、楽しみ方のバリエーションはますます広がりを見せているようです。

別会場で、撮影に特化したコラボイベントも!

 なお、松屋銀座とは別会場で、キヤノンマーケティングジャパン(港区港南)によるコラボレーション企画「ドールハウス作家がつくるシルバニアファミリーの世界 撮影体験イベント」も開催中です。

「ドールハウス作家がつくるシルバニアファミリーの世界 撮影体験イベント」の様子 ©︎EPOCH



 期間は8月末ごろ(予定)まで。「キヤノンデジタルハウス銀座」と品川の「キヤノンプラザ S」の2か所で開催されており、キヤノンらしく、写真撮影に特化したコーナーが登場します。

 ドールハウス作家が制作したジオラマ作品の撮影を楽しめるほか、写真家 佐藤かな子さんの撮影によるポストカードのプレゼントも(無料。1人1点まで。3種類から選択が可能)。品川ショールームのみ、大きなショコラウサギファミリーたちと記念撮影を行うことも可能です。

大きなショコラウサギファミリーたちと記念撮影できるのは品川ショールームのみ ©︎EPOCH

 子どもの頃触れて以来久しぶりな人も、現在進行形で楽しんでいる人も、触れ合う機会こそなかったけれど、存在はずっと気になっていたという人も。小さなかわいらしいファミリーたちに会いに出かけてみるのはいかがでしょうか。

●「シルバニアファミリー展」
会期:2019年3月13日(水)〜3月25日(月)
時間:10:00〜20:00 ※3月17日(日)と24日(日)は19:30まで。入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場。
住所:東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座8階イベントスクエア
アクセス:各線「銀座駅」A12出口から直結。有楽町線「銀座一丁目駅」9番出口から徒歩3分。都営浅草線「東銀座駅」A8番出口から徒歩3分。JR「有楽町駅」から徒歩8分
入場料:一般1000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円

※2019年4月24日(水)から5月6日(月祝)までは、阪急うめだ本店(大阪)にて開催。そのあと全国巡回予定あり。

●「ドールハウス作家がつくるシルバニアファミリーの世界 撮影体験イベント」
会期:2019年3月1日(金)〜8月末ごろ(予定)
入場料:無料

・キヤノンデジタルハウス銀座
開館時間:月~土曜日 10:30〜18:30
住所:東京都中央区銀座3-9-7 1階
アクセス:各線「銀座駅」A12出口から徒歩3分、日比谷線「東銀座駅」A2出口から徒歩3分、都営浅草線「東銀座駅」A7、A8出口から徒歩2分

・キヤノンプラザ S
開館時間:月~土曜日 10:00〜17:30
住所:東京都港区港南2-16-6 2階
アクセス:JR「品川駅」港南口から徒歩8分、京急「品川駅」から徒歩約10分

※掲載情報は2019年3月13日時点での情報です。
※表示価格は税込です。

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