震度5強の夜、都心から“自転車”が一斉に消えたワケ SNSで「帰宅困難者 対策だ」と話題に

2021年10月9日

ライフ
ULM編集部

2011年3月11日の東日本大震災以来、10年ぶりに東京23区で震度5強を観測した2021年10月7日夜の地震。その夜、東京都心からは一斉に「自転車」が姿を消していました。いったいなぜなのでしょうか。


延長料金を無料にする措置も

 ドコモ・バイクシェアの広報担当、山口恵さんは、

「特に新型コロナ禍では3密回避などの理由から利用件数や登録人数は増えていましたが、ここまで自転車の偏在が見られたのは過去に例がありません」

と話します。

東京都心のマップを表示したアプリの画面。中央区晴海や勝どきに自転車が偏在していることが分かる(画像:sattobiさんのツイート、ULM編集部でトリミング加工)

 同社は8日、地震発生の7日22時41分から翌8日早朝5時までに利用を開始した料金のうち延長料金を無料とする対応を発表。SNSでは「すばらしい取り組み」といった称賛の声が相次ぎました。

 山口さんによると、こうした利用料金の減免措置は2018年6月に発生した大阪北部地震に続き2回目。

「利用者の方が適宜安全を確認したうえで、便利にご利用いただけたようでよかったです」としています。

災害時は「とどまる」が基本

 一方で注意すべき点もあります。

 政府は、大都市で地震に遭遇した際の行動について

「まずは、身の安全を確保した後、むやみに移動を開始しないことが基本! 安全な場所にとどまることを考えましょう」

としています。余震により頭上から物が落下してきたり、移動中に火災が発生したりといったさまざまな危険が予想されるからです。

 今回の地震では大規模な建物倒壊や火災といった被害は報告されませんでしたが、水道管の破損や道路の冠水などの状況が確認されました。

 山口さんは、「シェアサイクルは適宜安全を確認したうえでご利用いただき、大規模な災害時にはその場にとどまっていただく」ようにと呼び掛けています。

見直されるシェアサイクル


【画像】都心から消えた「自転車」(3枚)

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