おむすび1日18個も食べて破門に 泣き虫お相撲さんの「倍返し」物語【連載】東京すたこら落語マップ(14)

落語と聞くと、なんとなく敷居が高いイメージがありませんか? いやいや、そんなことないんです。落語は笑えて、泣けて、感動できる庶民の文化。落語・伝統話芸ライターの櫻庭由紀子さんが江戸にまつわる話を毎回やさしく解説します。


ゆかりの地・板橋を巡る

●板橋宿

 中山道の、日本橋から最初の宿場です。東海道の品川宿、甲州街道の内藤新宿、奥州街道・日光街道の千住宿とならび、「江戸四宿」のひとつとして栄えました。

 この辺りは武蔵国豊島郡下板橋村の一部ですが、朱引きにより「江戸」として扱われていました。

 板橋宿は、それぞれに名主が置かれた「上宿」「仲宿」「平尾宿」三つの宿場の総称です。平尾宿と仲宿の境目は観明寺付近。石神井川にかかる「距 日本橋二里二十五町三十三間」の道標がある「板橋」を渡れば上宿で、現在は板橋の本町商店街となっています。

 上宿の先には縁切り榎があり、そこから向こうは江戸の管轄外となっていました。

●縁切り榎

 榎大六天神のご神木。街道の目印として植えられていたといい、当時は樹齢数百年の大木でした。

板橋区本町の縁切り榎(画像:写真AC)




 その下を嫁入り・婿(むこ)入りの行列が通ると必ず離縁となると信じられ、徳川家に降嫁する五十宮(いそのみや)、楽宮(ささのみや)、和宮(かずのみや、親子内親王)は、皆この榎がある通りを避けて板橋本陣に入ったといわれています。

 現在でも、縁切りを願う人々の信仰を集めており、ひっそりとした境内には縁切りを願う絵馬がたくさん。かなり強力な効能だといううわさです。

『江戸名所図会』にも描かれた名所


【画像】お相撲さんの浮世絵

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