手土産の定番「ヨックモック」のミュージアムが渋谷区にあった! ファン垂涎のグッズも多数登場していた

身近な手土産で知られる洋菓子店・ヨックモック。そんなヨックモックの魅力と、2020年にオープンしたミュージアムについて、ライターの佐倉静香さんが解説します。


オープン1周年、友人の家のような美術館

 YMハウスのメインは、カフェやスイーツではありません。ここはヨックモックが運営する美術館なのです。その名もずばり「ヨックモックミュージアム」。

港区南青山にあるヨックモックミュージアムのイメージ(画像:YMハウス)

 ヨックモックホールディングス取締役会長の藤縄利康が館長を務めるこちらの美術館の収蔵品は、会社が30年以上かけて集めたもの。その数は約500点にのぼります。中心を成すのがピカソのセラミック作品。セラミックは粘土やセラミック材料による造形美術作品のこと。

 ヨックモックミュージアムは1年近く前、2020年10月25日に開館し「ピカソ:コート・ダジュールの生活」と題した記念展が開催されました。第2次世界大戦後に始められたピカソのセラミック制作について、コート・ダジュールでの生活と文化、人々との関わりなどを紹介するものでした。

ファン要チェックアイテムも

 これらの企画展が行われるのは地下1階、そこから2階に上ると常設展を見ることもできます。2階にある常設展示室。この部屋では54点もの皿が3面の壁に展示されており、見ごたえがあります。

 お皿は、ピカソのセラミックのなかでも生産数が限られていた「エディション」と呼ばれる作品群。フロアは、太陽光が入るように設計されており、開放的かつ自然の光の下で作品と対峙(たいじ)できるぜいたくな空間なのです。

港区南青山にあるヨックモックミュージアム(画像:(C)Google)

 1階は中庭に面しており、ヨックモックグループ内でもハイクラスな「UN GRAIN(アン グラン)」ブランドの、ミニャルディーズと呼ばれる小さなお菓子を楽しめます。ミュージアム限定のミニャルディーズもあるので、ファンは要チェックです。

 また、カフェでは「art for cafe」と呼ばれるキットも販売されています。キットはミュージアムを鑑賞したあとにクリエーティブな活動を引き出すのがねらいで、第1弾は「世界で1つだけのコースターをつくろう」として、ドリンクとプティ・シガール、コースターや色鉛筆などをセットで提供しました。

 作品を見てめばえたインスピレーションを、お茶を飲みスイーツを楽しみながらその場で表現するのは斬新な楽しみ。この夏には、季節に合わせた貝殻モビールのキットが販売されるなど、今後の展開も期待できそうです。

ロゴデザインは鉄博デザイナーによるもの


【画像】50年前の表参道

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