コロナ禍の逆転現象 中高年ほど「なじみの店」が減り、なぜか若者は増えていた!

新型コロナ禍では飲酒を伴う外食などに自粛要請が出されました。この間、中高年ほど自分の「なじみの飲食店」が減り、若年層ほど逆に増えていたことが分かりました。一体なぜなのでしょうか。ホットペッパーグルメ外食総研・上席研究員の稲垣昌宏さんが独自調査を基に解説します。


飲食店「一等地」の概念も買えたコロナ禍

 近隣は大手企業が数多いエリアなので、他のエリア以上にテレワークが進んでいるためかもしれませんが、コロナ禍の影響が飲食店はもちろん、その場所を貸している不動産業にも影響が大きいことが感じられました。

 人流や人々の行動変容が「一等地」の概念をも変えつつあるということになります。

東京都心「一等地」の飲食店街もコロナ過では人出がまばら(画像:写真AC)

 そのようなこともあり、コロナ禍でリピート利用している「なじみの飲食店」についての調査を行いました。仮説としては、「なじみの飲食店」の場所も、会社の近くなどから居住地近くに変化しているのではないかというものです。

「なじみの店」が減った人は37.6%

 まずは、コロナ禍以前に「なじみの飲食店」(外食での利用でなじみがあった店)があったかどうかですが、あったと回答した人は約7割。

 その後のコロナ禍で自身にとっての「なじみの店」の数が増えた人は2.9%、減った人は37.6%と、減った人の方が圧倒的に多い結果となりました。

コロナ禍の前(2020年3月以前)と比べて、「なじみの外食店」の数は変化したか(画像:リクルート)

 性年代別で見てみましょう。

 60代男性は、コロナ禍の前も現在も「なじみの店」が“ない”人は23.3%と少なく、飲食店にとっては貢献度の高い世代です。しかしコロナ禍で43.2%という高い割合の人が「なじみの店」の数が減ったと回答しました。

「なじみの店」がもともとある割合の高い中高年世代でその数が減っている人が多い傾向にあり、これは、コロナ禍で若い世代よりも中高年で外食実施率が下がった(リクルート「外食市場調査」より)こととも関連がありそうです。

「外出・外食控え」が最大の要因


【画像】コロナ禍と外食「調査」の結果

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