「10年前は売り手市場だったのに」 25歳と35歳、2度の婚活を経験した女性会社員のリアルな教訓

結婚願望が強くない若者が増えていると言われる昨今。しかし20代と30代では、その後の人生設計などにも大きな違いが生じます。25歳と35歳、10年のブランクをへて2度の婚活を経験した東京在住の女性の話を紹介します。


25歳、新宿の婚活パーティーへ

 D子さんは、自身が24歳最後の日をどう過ごしたのか、今もよく覚えていると言います。

「1年半くらい交際した1歳年上の男性の浮気が発覚して、大揉めした末に別れた直後でした。浮気というか、私の方が2番手だったのかもしれないのですが」

「25歳の誕生日前日は、仲の良かった男友達が誘ってくれて駅チカの居酒屋チェーンで飲みました。でもその間じゅう全然楽しくなくて、『もう25歳になるのに私こんなところで何やってるんだろう』ってずっと上の空でした」

初めての婚活パーティーへ。会場はJR新宿駅からほど近い雑居ビルだった(画像:写真AC)

 もう25歳。10年余り前はまだ、こうした感覚を抱く女性は決して少なくありませんでした。

 今でこそ、20代はバリバリ働いて結婚や出産については30代で考えたい、と志向する女性も多くなりましたが、それは時代とともに価値観の多様化が進んだから。男性と同じ総合職で働くD子さんも、仕事は好きだけど結婚のタイミングも逃したくないという考えの持ち主でした。

 25歳になってほどなく、D子さんは婚活を決意します。

 ちょうどその1、2年前に出版された『「婚活」時代 』(ディスカヴァー携書)の影響もあって、世間は婚活ブームに沸いていました。各所で婚活パーティーが開催され、「お料理教室婚活」など趣味と婚活を融合させたイベントも次々と誕生していました。

 ただし、2021年現在は定番となった婚活アプリのサービスは、当時まだ出回っていません。

 D子さんが選んだのは、男女10人ほどずつが向かい合って座り、3分程度1対1で会話しながらひとつずつ席を移動していくタイプの対面型パーティー。梅雨が明けたばかりの蒸し暑い夜、JR新宿駅から徒歩2分のところにある雑居ビルの4階で、その会は催されました。

「記憶があいまいですが、参加費は男性が3000円くらい、女性は500円だったと思います。ワンフロアに1室しかないような狭いビルで、窓もなくて室内の装飾がゴテゴテしていたので、本当に安全な会なのかと最初はちょっと不安でした」

 参加者全員が到着して周囲を見渡したとき、D子さんはあることに気が付きます。

若さゆえ? 「楽勝」だった初参加


【グラフ】過去25年間の「若者の結婚願望」の変化

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