都内私大の3割以上が「定員割れ」の衝撃 早慶上理・MARCHの入試難易度は今後どうなる?

先日、私立大学のほぼ半数で定員割れが起きていることがわかりました。その背景には一体何があるのでしょうか。教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。


早慶はさらに別格ポジションへ?

 大学の定員割れは「受験者数が少ない」という前提条件がありますが、その一方、近年の大学進学率が上昇し、2019年度は53.7%と過去最高になりました。

 今回の結果は、大学の数が増えたことで、大学入学のハードルが格段に下がったことが理由のひとつです。その背後にある「大学全入時代」という言葉をご存じの人も多いでしょう。

 しかし、全国的な知名度を誇る都内私立大学は定員割れが問題視される時代でも「無風状態」です。ここ数年、受験シーズンになるとこれらの大学群は

・安全志向
・地方受験生の地元志向

の流れで、志願者減少が大きくメディアに取り上げられます。ただ依然として受験者数は多く、定員割れとは無縁の存在です。一般入試で合格をつかみ取ることは簡単ではありません。

 ちなみに、文部科学省が発表している「令和2年度全国一覧」によると、早稲田大学(新宿区戸塚町)の募集人員は8940人。2020年度の4月入学者と9月入学者の合計は8970人で、国の方針である「定員厳格化」を守っていることが分かります。

港区三田にある慶応義塾大学(画像:(C)Google)

 また受験倍率が高いといっても、以前より多めに合格者を出しているわけではありません。都内私立大学の雄である早稲田大学と慶応義塾大学(港区三田)で定員割れが起きれば、それこそ激震が走るというものですが、現状ではありえない「夢物語」なのです。

私立大学は二極化が進むか


【画像】都内私大の「定員割れ」データ

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