1日50万人が利用する「都営バス」 誕生のきっかけは100年前の関東大震災だった!

日々多くの人たちが利用する都営バス。その始まりは関東大震災の復旧からだったことをご存じでしょうか。解説するのは、鉄道ライターの弘中新一さんです。


1924年には女性車掌の乗務も開始

 恒久化が決定したことで、円太郎バスの改造も行われました。屋根を高くしたりステップを設けたりするなど改造され、乗客が立って乗れるようになります。

 ただ、当時のスペックを見ると座席定員13人、乗客定員15人とありますから、正しくは「立って乗れないこともない」というレベルだったのです。

 ともあれ1924(大正13)年12月には女性車掌の乗務も始まり、東京市営によるバス運営は軌道に乗っていきました。

 そんな「円太郎バス」ですが、以前は交通博物館(2006年閉館)に保存されていましたが、今は鉄道博物館(さいたま市)の所蔵として、東京都交通局が西高島平駅倉庫に保存しています。

江戸東京博物館で展示された「円太郎バス」(画像:東京都交通局)




 現在、展示は行われておらず、一般公開は2011(平成23)年に江戸東京博物館(墨田区横網)で行われたのが最後となっています。せっかくの文化財ですので、ぜひ今後も展示を行ってほしいものです。


【画像】「円太郎バス」を見る

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2021/09/210925_toei_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/09/210925_toei_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/09/210925_toei_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/09/210925_toei_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/09/210925_toei_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/09/210925_toei_04-150x150.jpg

おすすめ

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画