名作ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』から約20年――舞台となった池袋の公園は今どうなっている?

2000年にテレビドラマ化され、若者の間で社会現象を巻き起こした名作ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』。その舞台となった池袋の公園の変化について解説します。


かつては消滅が危惧されていた豊島区

 リニューアルの背景にあったのは、池袋西口公園だけでなく、池袋という街全体に対する自治体の危機感でした。

 2014年、日本創生会議が公表した「消滅可能性都市」のひとつとして、豊島区が選ばれます。東京23区で唯一の選定で、具体的には20~39歳の若い女性が大きく減少し、衰退していくとの予想でした。豊島区が受けた衝撃は、それは大きかったことでしょう。

 これを受けて豊島区は、

・文化を基軸としたまちづくり
・高齢者にやさしいまちづくり
・子どもと女性にやさしいまちづくり
・さらに安全・安心なまちづくり

を掲げ、施策に乗り出すことになります。

豊島区のウェブサイト(画像:豊島区)

 そして「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」を策定。文化を発信していく拠点として、地域の再開発に着手します。その一環として池袋西口公園、そしてさらに「三つの公園」の整備がおこなわれました。

1.南池袋公園

 再開発された公園のうちのひとつとして挙げられるのが、2016年にリニューアルオープンした南池袋公園(豊島区南池袋)です。

 ドラマだとこの辺りは、カラーギャング組織「Black Angels」の縄張りとして描かれています。現実でも南池袋公園は、少し暗い雰囲気があって、気軽には訪れにくい場所でした。しかし今では、青々とした芝生が広がり、立ち並ぶビルを見渡せる癒やしスポットになっています。

 また公園内にはカフェレストラン「Racines FARM to PARK(ラシーヌ ファーム トゥー パーク)」が営業。2階建てのお店は吹き抜けとなっているため、上階から芝生広場を見渡せます。

南池袋公園と「Racines FARM to PARK」(画像:(C)Google)

 元気に走り回る子どもやベビーカーを押す親御さんなど、ファミリー層も多く見られるようになり、再生した公園として話題になりました。

2.中池袋公園


【画像】マコトが仲間と集まっていた「池袋西口公園」

画像ギャラリー

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