浅草に「ラーメン二郎」っぽい蕎麦屋があった! 「東京の蕎麦 = 量が少ない」の図式をひっくり返す大盛ぶりとは?

浅草に「そば界の二郎」と呼ばれる日本そば店があるのをご存じでしょうか。フリーライターの猫柳蓮さんが同店の歴史を解説。実際に食しました。


もともとは別店舗のメニューだった

 角萬の屋号を持つ店は都内に何店舗かありますが、そのなかでも浅草角萬は、ひやにく大の存在によって最も知られています。ほかの角萬でも同様のメニューはありますが、浅草角萬がもっとも支持されるのは、まず伝統です。

 もともと、ひやにく大が話題になったのは浅草角萬ではなく、台東区竜泉にあった角萬でした。この店は三ノ輪橋駅から少し歩いたところにありましたが、大勢の人がひやにく大を求めて訪れていました。

 台東区竜泉は都内でも比較的静かなエリアですが、この店のなかだけは特別。のれんをくぐると、大勢の客が昼時にひやにく大を堪能していたのです。

 店内には

・ひやにく
・ひやにく大
・ひやにく大ぎょく入り(生卵をトッピング)

のコールと、客が一心不乱にそばをすする音が絶えませんでした。

在りし日の「角萬 竜泉店」(画像:(C)Google)

 もちろん、量が多いだけでこれだけの人が集まっているわけではありません。味も都内のそば屋では上位に入るほどの逸品です。巨大などんぶりに盛られたそばには、溶け出した豚肉の脂と出汁が絶妙に絡み、箸を一度付けたら手が止められませんでした。

 そばの形状も特徴のひとつです。一般的な東京のそばに比べると数倍太く、それはうどんにも見えるようなインパクト。そして麺のかみ応え……それらがすべて調和し、ほかにはないうまさを生み出していました。ところが、この竜泉の角萬は2018年に閉店してしまったのです。

 しかし同店閉店後、旧スタッフが新店を2019年1月にオープン。それが浅草角萬というわけです。オープンから2年以上たちましたが、筆者はあの味を再び体験するために、店へと足を運びました。

変わらなかったあの味


【画像】「ラーメン二郎」っぽい蕎麦

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