そば屋の隠語「直実(なおざね)」って何? 都内の超老舗店がツイートして話題に「本当に粋」「試してみたい」

あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。


さくら、きん、岡にあがる……隠語いろいろ

 ただ、そうした言葉を使う客は少しずつ減っているようです。

 神田錦町更科さんは同じツイートの中で、

「もう『直実』を知ってるお客様も少なくなりました」

とも触れ、フォロワーからも「こういう文化なくならないで欲しいな」という声が上がっていました。

 同店は、江戸三大老舗そば屋の麻布永坂 総本家 更科堀井の唯一の分店。初代・堀井丈太郎が神田錦町の地に分店を開業し、2021年9月現在、4代目の堀井市朗さん、5代目の堀井雄太朗さんが継いでいます。

「戦前くらいまでは、隠語が普通に使われていたと聞いています。東京生まれの江戸っ子で、蕎麦(そば)通の方が使っていたそうですね」

そばの実(画像:写真AC)




「お客さまが注文するときに使う隠語としては、ほかにも『さくら』なら蕎麦の量を少なめに、『きん』は蕎麦の量を多めに。『岡にあがる』は天ぷらを別盛りにするという意味です。いろいろありました」

 一方で、チェーンのそば店や立ち食いなどの業態が台頭し、古いお店が姿を消していくとともに、隠語を伝える人やお店も少なくなっていったといいます。

 創業から150年を超えた同店。食の多様化が進む中、そばの今後をどのように展望しているのかを尋ねました。

「蕎麦は何百年も続いたものなので無くなることはないと思いますが、新しいことにチャレンジしていかないと若い人に見放されてしまうかもしれません。アンテナを張って、ツイッターの活用や新しいメニューにもチャレンジしていきたいと考えています」

「のれん」に込められたゲン担ぎとは?


【画像】「直実(なおざね)」の意味

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