「せ、咳が止まらない」 若手社員を突如襲った適応障害、休職までの苦悶と3か月後に差し込んだ一筋の光

近年話題となっている「適応障害」。会社の同僚や友人など、自分の身近な人で該当するケースももはや珍しくありません。今回、東京で働く適応障害を発症した当事者に語ってもらいました。


メンタルクリニックでの診察とその後の治療

 メンタルクリニックの診療は、担当医と1対1の対話形式で、会話を通して症状や生活環境を伝えるカウンセリングに近い内容でした。担当医の話によると、うつ病は原因が不明確であるのに対し、適応障害はその原因が明確であるというのです。私の場合は生活のほとんどを仕事に費やしており、原因がその生活環境にあることは自明でした。

 担当医より進められた治療法はふたつありました。ひとつは休職して環境を変えること。もうひとつは、仕事を続けながら薬に頼って回復を期待するというものでした。しかし薬は効き目が強いため、副作用によって依存性が高まるらしく迷いもありましたが、私は休職を選択しました。

 適応障害は人によって回復にかかる期間が異なり、おおむね2週間程度の療養が必要と聞かされていました。休職を始めてまず驚いたのは、3か月にもわたり悩まされたしつこかった咳が3日ほどで止まったことです。

 適応障害の原因がやはり環境だったことを再認識すると同時に、咳の原因がわかったことへの安心感がありました。今となっては無理して続けず、休職してよかったと心底実感しています。

自宅での映画鑑賞のイメージ(画像:写真AC)

 休職中には趣味の映画・アニメ鑑賞の時間をもうけ、仕事とは遠い環境に身を置くことに専念しました。また積極的な外出のほか、友人と連絡を取ることも張りつめたような緊張感から解放される思いがあり、自分のための時間作りが1日でも早い回復につながったと強く感じています。

適応障害といかに向き合うか


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