うずたかく積まれた高級寿司桶と「ご自由に」の張り紙 ツイッター3.9万人「欲しい!」

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うずたかく積まれた高級寿司桶と「ご自由に」の張り紙 ツイッター3.9万人「欲しい!」

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あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。

23区内、相当な枚数の寿司桶が

 東京23区のとある裏路地で、大量に積み重ねられて置かれたあるモノと1枚の張り紙が、ツイッターで注目を集めています。

 投稿したのはグラフィックぴょん/ドッ研(@graphic_pyong)さん。

「今まで見てきた“ご自由にお取り下さい”シリーズのなかでもかなりのボリューム」

というつぶやきを添えた画像に写るのは、全部で100枚以上はあろうかという塗りの寿司(すし)桶と、「ご自由にお取り下さい」と書かれた張り紙です。

「寿司好きにはたまらない」「閉店したの?」

 黒や赤の地に金色の装飾をほどこした寿司桶はなんとも高級感がただよい、画像を見たフォロワーたちからは

「これ欲しい!」
「お寿司大好き人にはたまらない」
「家でセルフ海鮮チラシがしたいなぁ」

といったリプライ(返信)とともに3.9万件もの いいね が寄せられました(2021年8月29日11時現在)。

210829_sushi_01.jpg 大量に積み重ねられた寿司桶、添えられていた張り紙には……(画像:グラフィックぴょん/ドッ研さんのツイート)



 ただ一方、これだけ大量の寿司桶を一度に手放す理由を推察するユーザーも多く、

「コロナの影響で閉店したの?」
「だとしたら切ない……」

という声も多く見られました。

どうやら「休業中」らしい!

 グラフィックぴょん/ドッ研さんによると、これを撮影したのは2021年8月26日(木)、23区内の某所にて。近所のスーパーへ買物に行く道中で発見した、およそ50年続く老舗のお寿司屋さんだといいます。

 一度に大量の寿司桶を手放す理由について“廃業”を想起したツイッターユーザーもいましたが、

「『休業中』の張り紙が最近張られたので、おそらく緊急事態宣言が解除されれば再開されるものと思われます」とグラフィックぴょん/ドッ研さん。

「休業中と確認できたため、まずは安心しました。個人的に、30~40年前のガイドブックなどを買って、今も残る飲食店や喫茶店などを探すのを趣味にしているのですが、コロナをきっかけに閉店された老舗を多く目にする日々、このお寿司屋さんは無事に再開されることを願っています」

と話しています。

「再開の折にはぜひともランチに行ってみたいと思います。大量の寿司桶は、宴会行事が減ったせいなのか、などいろいろ勝手な想像はできますが(来店した際に)直接聞いてみようかと思います」

 ちなみに寿司桶は、筆書きで屋号が記された立派な器だったとのこと。イラストレーターの友人にプレゼントするため、自身もふたつ持ち帰ったといいます。

「翌日の昼間に見に行った頃には、すっからかんになっていました」

 老舗の味を再び楽しめる日が訪れることを多くの人が心待ちにしています。

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