名作映画『時をかける少女』 都内4か所がモデル地に選ばれた“必然性”とは?

いつまでも色あせない青春の輝きを放つ、細田守監督の映画『時をかける少女』。この作品に登場するシーンには、東京都内のスポットがモデルとなっているとされる場所がいくつもあります。それらの場所が作品の舞台に選ばれた理由とは何か。フリーライターの有馬里美さんが案内します。


モノに宿る過去を伝える「東京国立博物館」

 映画内に登場する博物館は、物語のキーとなる重要な場所です。真琴の良き相談相手である「魔女おばさん」が勤めている場所で、真琴は突然獲得したタイムリープ能力に戸惑い「魔女おばさん」に相談に行きます。

 映画では、館内のエントランスホールや階段、文化財が飾られている展示室などが描かれました。

 この博物館のモデルは東京国立博物館とされており、エントランスや展示室は訪れてみると、ほぼ映画に登場するとおりの風景を見ることができます。

物語のキーとなる博物館のモデルとなったのは、東京国立博物館と言われている(画像:写真AC)




 東京国立博物館はJR上野駅から歩いて10分の場所にある、1872(明治5)年に創立された日本で最も歴史ある博物館です。

 刀剣や彫刻など日本の数多くの国宝や重要文化財を見ることができ、さらにアジア諸国の文化財も展示されています。レストランやカフェもあるので、1日いても飽きることなく満喫できる場所です。

 過去の人々が遺した文化財を伝えているという点で、「タイムリープ」をテーマにする『時をかける少女』にふさわしい場所。映画を最後まで見ると、過去から伝わるものを今に生きる人々が努力し、未来の世代へ伝えることの大切さが分かるはず。

 物語を追体験できるだけでなく、さまざまな地域から集められた多彩な文化財が現在まで伝わり、今ここで鑑賞できる奇跡を感じることができます。

偉大な先人たちの思いを感じる「哲学堂公園」


【画像】いつ見ても感動的! 映画「時かけ」メインビジュアル

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