2020年入学「都内大学生」の本音レポ コロナ禍の1年、ぶっちゃけどうだった?

新型コロナウイルス感染拡大のなか、2020年に東京の大学に入学した学生たちはどのように過ごし、どのような気持ちを抱いたのでしょうか。当事者がつづります。


今だからできることを考え始めた

 このように、不安は絶えず、やる気も起きない状態が続きました。そして、なされるがまま現状に身を委ねていました。

不安にさいなまれるイメージ(画像:Pixabay)

 しかし、淡々と課題をこなし、ずっと自宅に引きこもっている生活でいいのか、ふと考えるようになりました。夢見て大学へ進学を決めたことを思い出し、今だからできることを考え始めました。

 始めに行ったのは、大学で開催していた他大学とのディスカッションに応募したことでした。ある講義を履修する1年生ひとりのみ選ばれ、先生と他大学生ふたりと計4人で行われるものでした。

 先生との面談の結果、無事に選ばれ、実際にZOOMとYouTube配信で多文化共生についてディスカッションを行いました。そのなかで、それぞれの文化の背景にあるさまざまな生き方を知り、私も枠にとらわれず挑戦したいと思うようになりました。

 そして次にZOOMで多くの人と話すことを始めました。コロナにより普及したZOOMをうまく活用し、Twitterや人とのつながりを経て、年齢や土地にとらわれず、さまざまな人と話すことで刺激を受けて知識を得ました。

 また、インターンに挑戦することに。将来就きたい職業も明確でなかったため、10社程話を聞いてみました。具体的に何をしているのか、どのようなビジョンを持ち、どのような人が働いてるのかを知るなかで、自身が興味がある分野、譲れないものが分かるようになりました。現在、そのなかの1社でインターンを行っています。

不安なのは私だけではない

 新型コロナウイルスが感染拡大してから、今まで思うように行かないこともたくさんありました。もちろん、今でも悩みは尽きません。

 しかし、ZOOMで多くの人と話し不安なのは私だけではないことや、インターンを通じてそのなかでもできることはあふれていると知りました。

明るい将来のイメージ(画像:Pixabay)

 大学へ授業料の返還を求める動きがニュースになることもありますが、それも現状でできることのひとつです。不満を抱けば、それを訴え、変わるかもしれません。

 まず1歩踏み出してみること、それが大切であると実感した1年間でした。


【図表】2020年度「中退データ集」

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