労働者の街から「城南の副都心」に大変貌 大井町の過去と現在と未来を考える

今では東京・城南の副都心に進化している大井町。その歴史について、フリーライターの出島造さんが解説します。


35年前に持ち上がった「大井プレイス構想」

 こうした風景は再開発によって徐々に姿を消していきましたが、多くの地域でもともとの街の風景が完全に失われているのに比べて、大井町は古い部分も維持されています。

 駅周辺の表通りは新たな副都心といえる近代的な風景ですが、裏通りに回ると昔ながらの飲み屋街が残っています。この新旧が入り混じるバランスのよさは、東京でも随一といえます。

 そんななかで、気になるのが未完計画である「大井プレイス構想」です。

大井プレイス構想の対象エリア(画像:品川区)

 この計画は1987(昭和62)年に考えられ、JRの工場などの鉄道施設の上に人工地盤を敷いて線路の上に住居や文化施設、オフィスなどを建設しようというものでした。また、線路の上にできる新しい町によって大井町と大崎をひとつの町にしてしまおうとも考えられていたのです。

 あまりに壮大な計画のため、いまだ実現していませんが、新宿駅が再開発で東西をまたぐ新たな施設を計画していることを考えると、いずれこの計画も実現するかもしれません。


【画像ギャラリー】国鉄時代の大井町駅周辺

画像ギャラリー

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