東京五輪を「真空管テレビ」で見る猛者が出現! 昭和かな? いいえ2021年です ツイッター民2.4万人から驚きの声

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東京五輪を「真空管テレビ」で見る猛者が出現! 昭和かな? いいえ2021年です ツイッター民2.4万人から驚きの声

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あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されてます。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。

五輪の歴史は、放送技術の発展の歴史

 2021年7月23日(金)夜に行われ、無観客ながら華々しい演出で視聴者を沸かせた東京オリンピックの開会式。

 SNS上では感想をリアルタイムでつぶやくユーザーも数多く、あらためて注目度の高さがうかがえました。

 オリンピック・パラリンピックの歴史は放送技術の発展の歴史でもある、ということはよく知られていますが、この夜、21世紀の令和時代とは思えない方法でTOKYO2020開会式の生中継を見ていた視聴者がいました。

まるで57年前に戻ったみたい?

 その様子をツイッターに投稿したのはファミーユDeluxeさん(@tbsshi9094)。

 昭和を思い起こさせる四角く無骨な真空管の白黒テレビに開会式の生中継映像を映し出し、

「オリンピック感出てきた」

とつぶやきました。

昭和の東京五輪? 思わず疑ってしまうような、真空管テレビに映し出されたTOKYO2020オリンピックの開会式(画像:ファミーユDeluxeさんのツイート)



 まるで1964(昭和39)年に開かれた東京オリンピックのような雰囲気に、たちまち いいね の数は2.4万件超(2021年7月24日10時現在)に。

「すごすぎる」
「まるで57年前に戻ったようだ」
「当時のことを思い出すなあ」
「1964年の電波を今受信しているのか??」

と、昭和の五輪を懐かしんだり、新鮮さに驚いたりする声が次々と寄せられました。

「2回目の五輪を経験させてあげられた」

 ファミーユDeluxeさんによると、このテレビは「自宅でコツコツ修理しながら使って」いるもの。

 富士電機製で、詳細な年式(製造年)は不明とのことですが、

「ブラウン管の形式や回路図の構成から1963年以前に製造されたものと思われます」。

 つまり、前回の東京五輪の時代から、今も変わらず稼働し続けているテレビなのだといいます。

「普段からテレビを見るとき(これを)よく使っているので、あまり気にしたことがありませんでしたが、開会式についてはまるでタイムスリップしたかのような感覚になれて面白かったです」(ファミーユDeluxeさん)

 そして、ファミーユDeluxeさんの感想で最も印象的だったのは、

「このテレビに2回目の(東京)オリンピックを経験させてあげられたのが何よりもうれしい」

という言葉。

 大切に受け継がれてきた昭和30代製のテレビが、2021年の東京オリンピックを現役で堂々映し出しました。

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