日本近代化の原動力? 渋沢栄一の「アクティブなメモ魔」という人物特性【青天を衝け 序説】

“日本資本主義の父”で、新1万円札の顔としても注目される渋沢栄一が活躍するNHK大河ドラマ「青天を衝け」。そんな同作をより楽しめる豆知識を、フリーランスライターの小川裕夫さんが紹介します。


フランス語を学び、現地に溶け込んだ渋沢

 渋沢はフランスまでの船中でフランス語を学習するつもりでした。しかし、船酔いが激しく、勉強には手につきません。現地に到着したばかりの渋沢は、フランス語もおぼつかなかったようです。それでも現地に到着後は、フランス語を猛勉強します。そのため、簡単な会話や読み書きはできるようになりました。

 渋沢は昭武の世話係として現地滞在用のアパートを探し回っただけではなく、食料品や衣料品など生活用品の買い出しにも行きました。世間体を気にする武士は気軽に買い物へ出掛けることをしませんが、渋沢は違いました。つたないフランス語と身ぶり手ぶりを交えながらも、パリ市民や店員とコミュニケーションを取りました。

 こうしたコミュニケーションは、その後の渋沢にとって大きなプラスになったことは言うまでもありません。渋沢がかたくなに異国の文化を拒んでいたら、明治期に日本は政治的にも経済的にも後れを取ることになったでしょう。

メモのイメージ(画像:写真AC)

 そして、作中では渋沢が盛んにメモを取っていましたが、実際の渋沢も滞在中に多くのメモを書き残しました。それが帰国後に大いに役立っています。

 柔軟に物事を捉えるというスタンスが、渋沢を、そして日本のその後を大きく変えたと言っても過言ではありません。


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