ゼビウスの鉄板は壊せる? 今日は「ファミコンの日」、友達と盛り上がった昭和の記憶を振り返ろう!

7月15日は「ファミコンの日」です。それを記念して、本日はファミコンの歴史を振り返ります。解説するのは、ルポライターの昼間たかしさんです。


百貨店で本体が1日1000台も売れた

 そんな時代ですから、当時のメディアの言及はネガティブでした。

『朝日新聞』1985年10月22日付朝刊に掲載された記事は、東京都武蔵野市の小学校の事例として、放課後に校庭で遊ぶ子どもたちが春ごろから姿を消し、その理由がファミコンだったというエピソードを紹介しています。

東京都武蔵野市(画像:(C)Google)

 記事中では、こんな記述も。

「男子25人のうち15人がファミコン、5人は高度なパソコンを持っていた。女子は15人中10人。持っているゲーム用カセットは最高で55本。土曜の午後は、友だちの家に集まり、ファミコンで遊ぶ。そのまま泊まり、翌日起きてすぐファミコンにかじりつく例もある。教室でも、こっそりカセットを交換していた。ゲームで高い得点を挙げる方法、新製品情報がもっぱらの話題だ。「プログラミングを勉強してる子もおり、どうも、一時的な流行とは違うようです」ファミコンは、かなり値がはる。1台1万~3万円。パソコンになると十数万円以上。カセットは1本4、5000円する」

 この小学校は首相経験者も卒業生に名を連ねる私立の名門ですが、カセット55本は多すぎです。当時発売されていたものをほぼ持っている計算です。きっとこの子どもの家は、たまり場になっていたことでしょう。

 子どもが没頭しすぎるという点で顔をしかめる大人も多かったファミコンですが、同時にビジネスとして熱視線を送られる商品でした。

 1985(昭和60)年の冬にはクリスマス商戦を狙ったカセットが次々と発売され、「サンタのプレゼント」として、初めてトップに躍り出ています。

 当時、子どものおもちゃの主戦場だったデパートではファミコンが飛ぶように売れました。東急、西武、伊勢丹、小田急などの都内百貨店では、いずれもファミコンが人気商品のトップに。東急百貨店では12月22日だけで1000台を売り切るほどでした(『朝日新聞』1985年12月23日付夕刊)。

ヨドバシカメラ新宿東口店には長蛇の列


【画像】昭和時代の「典型的なファミコンキッズ」

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