最近のゲームセンターに「クレーンゲーム」ばかり置かれている理由

昭和のゲームセンターにはビデオゲームやメダルゲームなどが多かったものの、最近はクレーンゲームばかり。いったいなぜでしょうか。文殊リサーチワークス・リサーチャー&プランナーの中村圭さんが解説します。


オンラインクレーンゲームの登場

 2020年からのコロナ禍では、オンラインクレーンゲームが注目されました。オンラインクレーンゲームはネットで離れたところにあるクレーンゲームを操作して、獲得したプライズは後日配送されてくるといったものです。

 2012年にサイバーステップ(杉並区和泉)の「トレバ」がサービスを開始。24時間利用が可能で、仕事から帰って深夜に遊んだり、家事の合間に遊んだりできることから、当時も斬新なサービスとして話題になりました。出無精の人やひとりでゲームセンターに入りづらい女性などにも適しているでしょう。機種本体は倉庫に大量に並べられており、深夜にひとりでに稼働していると思うと不思議な感じです。

オンラインクレーンゲーム「トレバ」のウェブサイト(画像:サイバーステップ)

 利用時間のほかにも、

・プライズの豊富さ
・新商品の早さ

など、オンラインクレーンゲームならではのメリットもあります。

 コロナによる外出自粛の際には、家にいながらにして楽しめるゲームとして改めて人気が拡大。大手ゲームメーカーも参入し、GENDA SEGA Entertainment(大田区大森本町)は「GOTON!」「LEFTる。」、バンダイナムコアミューズメント(港区芝浦)は「とるモ」、タイトー(新宿区新宿)は「タイトーオンラインクレーン」、ラウンドワン(大阪市)は「クレッチャ」、カプコン(大阪市)は「カプコンネットキャッチャー」、イオンファンタジー(千葉市)は「モーリーオンライン」を運営しています。

 近年、クレーンゲームの台数はずっと増加傾向にありますが、コロナ禍でその傾向がさらに加速しています。やはりインカムの稼げるクレーンゲームへの依存が高くなっていると言えます。

 東京レジャーランド池袋店(豊島区東池袋、設置台数330台)のように一般のゲームセンターからクレーンゲーム専門店にリニューアルした店舗も。

 最近はこのような専門店が増えており、エブリデイとってき屋東京本店(埼玉県八潮市、448台)、タイトーステーション府中くるる店(府中市宮町、454台)といった400台規模で設置している超大型店舗も見られます。これらの店舗ではYouTuberがよく動画撮影を行っており、それで知っている人もいるでしょう。

 専門店が増えることによって、選べる機種が増えて、取りやすいサービス台が増えればうれしいことです。昔遊んだことのある方も、改めてクレーンゲームで遊んでみてはいかがでしょうか。


【図表】断トツの成績! プライズゲームの「売上シェア」を見る

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