上野のお花屋さんが1日にたった1つだけ、わずか「1円」のブーケを売り続けるワケ

2021年6月29日

お出かけ
ULM編集部

下町の風情がただよう台東区東上野。東京メトロ稲荷町駅の目の前に、1日ひとつ、たった1円のブーケを販売している生花店があります。そこにはどのような思いが込められているのでしょうか。


コロナ禍で生花取扱額は27.2%減

 私たちの暮らしに多大な影響を及ぼしている、2020年からの新型コロナ禍。

 花卉(かき)業界もまた少なからぬ打撃を受けました。結婚式や卒入学式といった数々のイベントが中止になり、切り花などの需要が大きく低迷したためです。

 農林水産省がまとめたデータによると、東京をはじめ全国に1回目の緊急事態宣言が発令されるなどした2020年3~5月、東京都中央卸売市場の取扱金額は、過去3年平均(約151億円)の27.2%減に当たる約110億円に。取扱数量ベースでも同14.5%減の約1億9500万本にとどまりました(参照:同省「花きの現状について」2021年5月)。

「花きの現状について」2021年5月(画像:農林水産省)

 一方、イベント中止や外出自粛によって圧倒的に在宅時間が増えたことを背景に、「自宅にも花を」といったコンセプトで気軽に花を楽しめる定額制サービスが2020年から次々と登場し、注目を集めています。

 日比谷花壇(港区南麻布)は毎日1本を選べる月額1987円(税抜き)など6通りのプランを、Crunch Style(渋谷区恵比寿)が運営するブルーミーは税込み550円(送料別)から自宅ポストに届けてくれるサービスを、それぞれ展開。

 ブルーミーは、コロナ禍での在宅需要を追い風に累計10万世帯以上の会員を獲得したとのこと。流行感度の高い若年女性ユーザーが多いインスタグラムでは、「#おうちフラワー」などのハッシュタグとともに自宅に花を飾りつけた画像がいくつも投稿されている様子が見受けられます。

 たとえ外出先でのイベントが減っても、日常に花を求める人は決して少なくないのでしょう。澤さんもコロナ禍での同業他店の閉店に心を痛め、「(1円ブーケなど)当店(の発信)をきっかけに身近な花屋さんに行こうと思う人が増えてくれたら」と願っています。

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