嵐、米津玄師、でんぱ組……コロナ禍ライブで成功したアーティストに共通する「新たな試み」とは?

2020年以降の新型コロナ禍で急拡大した「オンラインライブ」。有観客イベントの代替策として捉えられがちですが、実は全く異なる新たな魅力を創造していると、音楽ライターの村上麗奈さんは指摘します。嵐や米津玄師、でんぱ組.incなどのアーティストたちが切り開いた新たな地平とは――?


単なる代替策ではないオンラインの魅力

 新しいさまざまな技術を使うことで、配信は配信ならではの魅力を持つようになりました。それは、コロナの影響で公演数が増加したことにより、配信上で工夫を凝らす必要に駆られたというだけが理由ではありません。

 動画の時代をもたらすとされる5Gの登場もあり、配信に利用できる技術は着々と発展しています。現在の配信ライブの増加は、それを試す期間になっているとも言えるのです。

 2020年8月にサカナクションが行った配信ライブ「SAKANAQUARIUM 光 ONLINE」。観客がいないからこそ可能な大胆な照明や通常のライブ形式にとらわれない「ライブミュージックビデオ」としての映像の作り方で話題になりました。

サカナクション山口一郎さん。2021年1月にはウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で自身のバンド論について語った(画像:ほぼ日)




 それだけでなく、このライブでは3Dサウンドシステムが日本で初めて導入され、配信ライブで問題点とされることもあった音質面でのデメリットを解消しました。

 毎年夏に国営ひたち海浜公園で開催されている国内最大級のフェス、ROCK IN JAPAN FESTIVALは、2020年はJAPAN ONLINE FESTIVALと名を変えオンラインで開催されました。

 CGや巨大スクリーンを効果的に利用した配信ならではの視覚的な迫力のあるフェスになり、オンラインでの音楽イベントの開催を一般層まで浸透させるきっかけになったように感じられます。

嵐、米津、VTuberが実践した新機軸


【嵐も米津も】オンラインライブ配信、実際の参加者はどのくらい?

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