「空飛ぶクルマ」ブーム過熱も 見落とされがちな「発着場」問題とは

昨今注目を集める「空飛ぶクルマ」ですが、発着に使われるポートに関する議論はあまり見られません。その課題点について、ルポライターの昼間たかしさんが解説します。


「空飛ぶクルマ」が肉眼で見える世界へ

 そして、荷物の次は人間です。

「空飛ぶクルマ」と呼ばれている新しい交通インフラは、既に法整備と実用化に向けて動き出しています。政府は官民による協議会を2018年に立ち上げ、現在も着々と準備は進んでいます。早ければ2023年にも実用化が始まる予定です。

「空飛ぶクルマ」と聞いて想像されるのは、昭和の未来予想図で描かれたような流線型の車体、あるいは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』に出てくる現在のクルマとほぼ形の同じものでしょう。

「空飛ぶクルマ」のイメージ(画像:SkyDrive)

 しかし現実の「空飛ぶクルマ」は、ドローンが大型化したような先端的なデザインとなっています。そんな「空飛ぶクルマ」ですが、いったいどのような形で東京の空を飛ぶのでしょうか。

 現在想定されているのは、電動モーターを搭載し、垂直離着陸できる機体を使って自動操縦で飛行するものです。発着地点から上空に設定された環状のコリドー(通路)に入り、目的地まで向かうことになります。わかりやすいイメージは、肉眼で見える高さに「空飛ぶクルマ」がグルグルと回っている――といったところでしょうか。

 そんななか求められているのが、「空飛ぶクルマ」導入への準備です。

一般客を想定した都内ヘリポートはほぼ皆無


【もはや空だけじゃない】水中ドローン市場、2025年に70億円規模に

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