星野源&新垣結衣は、なぜ「コロナ禍」にあえて結婚を決断したのか?
2021年5月20日
ライフ世間をあっと驚かせた、女優・新垣結衣さんと歌手で俳優の星野源さんの結婚。コロナ禍での発表だったからこそ、ふたりの「本気度」が感じられると、フリーライターの真砂町金助さんは指摘します。その意味とは?
東京からカップルが消えたコロナ禍
筆者も当然普段の外出は控えていますが、仕事柄どうしても繁華街での人流ウオッチなどが欠かせません。そこで気づくのは、コロナ禍の街中で確実に減っているのは「カップル」だということ。
コロナをめぐっては数多くの課題が山積しているために見落とされがちですが、これは――街中のカップルが減少しているというのは、実は非常に大きな問題です。

東京には毎春、多くの若者たちが青雲の志をもって上京して来ます。進学、就職、転職、起業……。さまざま大望や野望があるかとは思いますが、その胸中の少なくとも数%は「恋愛」というキーワードが確実に占めているはずです。
上京組に限らず、コロナ禍の東京では確実に出会いが減っています。
大学のサークル活動や中学高校の部活動は制限され、テレワークが推進されたことで会社での出会いもない。 何より感染拡大の要因となる飲み会や各種イベントは自粛要請が続いていますから、交際が始まるきっかけもなければ、愛を育む方法についても、これまでのセオリーが完全に崩壊している状態なのです。
これまで恋愛を取り扱ってきた多くのメディアでも、コロナ禍の「新たな恋愛像」を明確な形で提示できていません。
このコロナ禍がもたらす恋愛の鈍化、ひいては少子化、東京の街から繁栄が消えることの危機を、筆者は極めて憂慮しています。そんなバカなという人は、ぜひ密を避けながら路上で観察してみてください。手をつないでいるカップルはめっきりと減りました。
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