出てきてビックリ!? 東京のそばはなぜ「量が少ない」のか

東京にそばの名店数あれど、そばの量に少々疑問を持っている人は少なくないでしょう。フリーライターの猫柳蓮さんが解説します。


東京のルールはローカルだった

 このルールについて触れている記事はないかと、全国の新聞記事を探してみたところ、次のようなものが見つかりました。

量の少ないそばのイメージ(画像:写真AC)

「酒を飲んで、締めのそばを食べ終えれば、すっと店を出る。長居をせずに過ごすことから、そば屋での酒は粋とされたようだ。(中略)『働き者が多い新潟では、そば屋は食事をする場所であって、昼からお酒を飲んでそばを食べる文化はあまり育たなかったようですね』」(『新潟日報』2018年10月20日付夕刊)

「『せんべいとたくあんとそばは音をたてて食べるのがおいしいといいますが、そばの場合は江戸時代に自然に出てきたのでしょう』。そう言うのは東京の神田藪蕎麦(そば)社長の堀田康彦さんだ。そばを長くつなげる技術を競い合った時代で、しかも『長居は野暮(やぼ)』とされるそば屋だ。長いそばを急いで食べる。いきおい音をたててかき込むことになる、と▼それが「粋(いき)」な食べ方として定着したらしい」(『朝日新聞』2001年5月27日付朝刊「天声人語」欄)

「東京ではそば店に入ったらまず酒を注文して、酒で胃袋を和らげてからそばに移る。それに比べて北海道ではそば店で酒を飲む場面は少ない。『なぜだろう』と先日、東京育ちのそば好き氏に質問された。銘酒を置くそば店はいわゆる高級店に多い。逆に大衆店は酒を置かないか、置いてもコップ酒程度。長居する客も困るという本音が見える。一方、食べる側も『そば屋で酒などとはぜいたく』という勤勉思想が引き継がれ、『そば屋で酒』が定着しないできた」(『北海道新聞』1999年7月16日付夕刊)

 こうして見ると、東京におけるそば屋のルールは、本当に限られたエリアでしか通用しないものであることがわかります。

長野のそばの量にビックリ!


【LINEリサーチ】好きな麺TOP2は「中華麺」「パスタ」 「そば」はいったい何位だった?

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2021/05/210504_soba_04-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/05/210504_soba_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/05/210504_soba_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/05/210504_soba_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/05/210504_soba_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/05/210504_soba_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/05/210504_soba_03-150x150.jpg

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画