「サロン・デュ・ショコラ 2019」開幕、世界トップパティシエ5人に聞いたイチオシ商品
2019年1月23日
お出かけ17回目を数える日本最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2019」が東京会場でスタートしました。その前夜祭で、世界トップパティシエにイチオシアイテムを聞きました。前回より2倍に増えたイートインとテイクアウトアイテムのオススメも解説します。
世界のトップパティシエたちが語る、今年のイチオシ商品
今回は過去最大の112ブランドが集結。どのチョコレートを買うか、悩ましいところです。そこで世界のトップパティシエ5人にそれぞれのイチオシ商品を聞きました。
「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」のサダハル アオキ氏は「AOKI 2019」(3078円)をピックアップ。

アオキ氏は、2018年C.C.C.(フランスのショコラ愛好会によるショコラアワード)で8年連続最高位を獲得した、名実共に世界のトップパティシエ。「AOKI 2019」は、アカシアのはちみつと黒ごまのコンビや、ベネズエラ産のカカオ豆「スル デル ラゴ」を原料としたショコラなどのアソートを、奇をてらったものより、幅広い年齢層に支持されるブラックチョコレート系にしぼって仕上げたと言います。
これまでにないフレイバーを揃えたマカロン「マカロン 6P プレスィユー」(2421円)もオススメと話します。また、テイクアウトに「カヌレ ショコラ」(381円)やクロワッサン3種(各291円)を用意しています。
2017年にサロン・デユ・ショコラ パリで新人賞、同年にC.C.C.で金賞も受賞したカンタン・バイィ氏は、今回が2回目の出店。「タブレット ノワール キャラメルブールサレ」(2268円)と「コフレ ブール スマイレー」(2808円)をイチオシに挙げました。


「コフレ ブール スマイレー」は、酸味があったり、甘かったりする味わいの特徴をスマイリーの表情で表しているのが可愛らしいボンボンショコラ。「タブレット ノワール キャラメルブールサレ」は、北フランスによく見られるブリック(レンガ)が発想のもとと話します。中身はミルクチョコレートとキャラメルがミックスされていて、このイベントのために作ったそうです。
日本でもおなじみの「アンリ・ルルー」のパティシエ、ジュリアン・グジアン氏は、テイクアウトアイテムの「ボワソン ショコラ」を挙げます。「ボワソン」はフランス語の「ドリンク」の意味。ノワール、キャラメル、アナトリアの3種類(各756円)があり、アナトリアは東京会場限定商品です。

「アルノー・ラエール パリ」のパティシエで、2007年にM.O.F.(フランス国家最優秀職人)を受賞したアルノー・ラエール氏は、「コフレ クイニーアマン」(2916円)とカラフルな6個のマカロンの詰め合わせ「キャラメルショックモンマルトル」(2916円)をピックアップ。

「コフレ クイニーアマン」は、ラエール氏の出身地であるブルターニュ地方の伝統的なお菓子、クイニーアマンをショコラで表現したものです。「キャラメルショックモンマルトル」は見た目にも可愛い、キャラメル入りのショコラ。また、前夜祭ではゲストから「クイニーアマン」(321円)や、テイクアウトのクレープ3種(各890円)も好評でした。

南仏にある世界最高峰のホテル「オテル・デュ・キャップ エデン=ロック」のパティシエ、リリアン・ボンヌフォア氏も同祭典の常連。自身の名前を冠したショコラのブティックも2015年にフランスのアンティーブにオープンしています。同氏のイチオシは「ショコラ アソート メガン エス」(5832円)。

「ショコラ アソート メガン エス」は、フルーツのコンフィとフルーツジュースを加えたガナッシュを2層にしたドーム型ショコラです。南仏のアンティーブ(同ホテルのある町)で穫れるフルーツや植物を原料としており、今回のサロン・デュ・ショコラのテーマをもとに創作したと言います。また、バータイプの新作「ショコラ フィンガー」(4860円)もオススメだそうです。
会場限定のイートインとテイクアウトアイテムが60品ラインナップ
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