GWは自宅で過ごそう! 緊急宣言下の東京で「おうち時間」が10倍楽しくなる秘策とは

東京は2021年、再び緊急事態宣言下でゴールデンウイークを迎えます。せっかくの連休を自宅で楽しく過ごす方法とは? フリーライターの小西マリアさんの解説です。


意外と長い「巣ごもり消費」の歴史

 企業がターゲットとするこうした「巣ごもり消費」は、最初に緊急事態宣言が発令された2020年4月以降にトレンドとして注目を集めました。しかし調べてみると、その歴史は意外にも古いものでした。

 確認できる資料では、雑誌『日経ビジネス』の1998(平成10)年9月7日号が最古です。

 ここでは、不況の中で嗜好品の購入や外出を控えるようになった人たちが、「家にいる時間が長いのならば少しでも暮らしやすい環境をつくりたい」と考えるようになったと解説。ガーデニング、生活雑貨など住関連の商品やサービスの需要が伸びている状況を「鳥の巣作りにも似たこうした消費動向は巣ごもり消費と呼ばれる」としています。

 これは、クルマや洋服のブランドではなく普段の生活のセンスにこだわるという価値観の転換でした。この頃から家庭用のインテリアでも、輸入物より和風インテリアの需要が伸びています。これは金額の多寡やゴージャスさではなく、自分のセンスでいかに家の中を楽しくするかが重視されるようになったことを示す現象のひとつと言えます。

 また、この時期から店舗で販売される総菜の需要が高まり、家での食事と外食との中間を意味する「中食」という言葉も流行していきます。それまで、市販されている総菜というものは、家庭での料理に比べると「割高であまりおいしくない」というイメージが根強くありました。

「外食は控えたいけれど、家庭料理とはひと味違うものを食べたい」というニーズが拡大し、総菜のテイクアウトがライフスタイルのひとつとして定着していきます。また、この時期には宅配ピザも安くおいしく、自宅まで届けてくれるという点がウケて市場を伸長させました。

 このときの巣ごもり消費は「不況の中でいかにワンランク上の“気分”を味わうか」がテーマであり、そのニーズに応える商品やサービスを生み出した企業は大いに伸びました。

 では、2020年来の巣ごもり消費はどうでしょうか。今、都内ににまん延している沈鬱な空気は、この1年余りの時間を人々が充実したものと感じられなかったことを表しているのかもしれません。

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