緑豊かで生活感満載? 親しみあふれる西武鉄道「短距離路線」の魅力とは

都心から郊外へ長い編成が向かう路線といったイメージが強い西武鉄道。今回はその中でも短距離路線の魅力について、フリーライターの小林拓矢さんが解説します。


珍しい跨線橋のない駅も

 武蔵境駅は中央線の高架化に合わせて高架駅となっており、1面2線のホームとなっています。普段は3番ホーム(中央線と合わせてホームの番号が振られています)から電車が発車し、ごく一部の列車が4番ホームを使用します。

 9時30分発の列車に乗ることにしました。使用車両は新101系4両編成。赤とベージュの旧「赤電」カラーの車両です。

 高架をカーブで降りていくと、まずは新小金井駅に停車します。この駅は行き違い設備を持っており、駅構内には踏切があります。いまでは珍しい、跨線橋のない駅です。

 ここからは気分よく走ります。盛り土の上を走る列車から住宅地を見下ろしながら、あるいは掘割で咲く黄色い花を楽しみながら、列車は進んでいきます。

 2020年12月に新駅舎を開設した多摩駅は、多摩川線唯一の橋上駅舎です。近くには多磨霊園(府中市多磨町)や東京外国語大学(同市朝日町)があります。

 多磨駅の前後では架線が普通の架線ではなく、幾重にも積み重ねられたような構造となっており、迫力があります。

 競艇場前をすぎると終点、是政駅に9時42分に着きました。

古い改札が残っている是政駅(画像:小林拓矢)

 是政駅は東京競馬場の南側にあり、多摩川ともほど近いです。この駅には、簡易式の自動改札しかありません。ICカードをタッチするだけのものです。そんなローカル感あふれるものがあるのも、多摩川線の魅力でしょう。

 その上、有人改札の設備も残されています。1面1線で、降りたホームからそのまま改札というシンプルな構造が、短距離路線の終着駅にふさわしいといえます。

国分寺エリアの住宅街を走る路線


【事前にチェック】西武鉄道の路線図

画像ギャラリー

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