花見イベント中止のストレスを癒やしてくれるのは「お台場のチューリップ」かもしれない
2021年4月6日
お出かけ新型コロナウイルスのまん延で、今春はお花見が開催できませんが、サクラのかわりにチューリップはいかがでしょうか。場所は都内のお台場。フリーランスライターの小川裕夫さんが解説します。
都内の穴場スポットとは
そうした穴場スポットで近年注目されているのが、東京湾の「13号埋立地」、いわゆる台場エリア一帯に植栽されたチューリップです。

港区・江東区・品川区の3区にまたがる台場エリアには、遊歩道でもあり公園でもあるシンボルプロムナード公園(港区台場)が整備されています。
シンボルプロムナードはおおむね、
・テレコムセンタービル(江東区青海2)から日本科学未来館(同)を経てダイバーシティ東京プラザ(青海1)まで南北に延びる「ウエストプロムナード」
・ダイバーシティ東京プラザからヴィーナスフォートやパレットタウンの前を横切る東西に延びる「センタープロムナード」
・センタープロムナードから東京ビッグサイトまで延びる「イーストプロムナード」
の3エリアに分かれています。
どのエリア内でも咲き誇るチューリップを目にできますが、ライトアップなどもされているので、風景は昼と夜とでがらりと変わります。それらを比べながら散策してみてもいいかもしれません。
約300品種・20万本が植栽
シンボルプロムナード公園で咲き誇るチューリップは歳月を経るごとに数を増やし、規模も拡大してきました。その膨大な数にも驚くばかりですが、チューリップの植え込みは広大なシンボルプロムナードの各所に点在しているので、遊歩道を散策しながら色とりどりのチューリップを鑑賞できます。
これらシンボルプロムナード公園内に植栽されているのは、全国的にもチューリップの産地として有名な富山県砺波市(となみし)のチューリップです。それらが約300品種・20万本が植えられているのです。

お台場の一帯は2020東京五輪で競技会場としても使用されることから、2020年からシンボルプロムナード内の一部が工事をすることになり立ち入り禁止になりました。立ち入りができなくなっているのは、あくまでも一部の区域です。チューリップ鑑賞には特に支障は出ていません。
公園はもちろん屋外なので密になりにくく、遊歩道にはベンチが設置されているので、お弁当やお茶を楽しみながらの鑑賞もできます。また、公衆トイレもきちんと整備されているので、幼児を連れての散策も安心です。
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