スマホカメラじゃ満足できない? 若い女性が今も「手鏡」を持ち歩くワケ

平成の女子高生アイテムといえば、ルーズソックスやミニスカート、そしてブランドのロゴが大きく印字された「ミラー」でした。彼女たちはなぜあれほどミラーを大事にしたのか、そのカルチャーは令和の現在どう変化したのか。平成ガールズカルチャー研究家のTajimaxさんが変遷をひも解きます。


渋谷系・原宿系からヒット多数

 特にSHIBUYA109(渋谷区道玄坂)の顔とも言われたアパレルブランド「LOVE BOAT」から発祥したロゴ入りのLOVE BOATミラーは、90年代を代表とするアイテムとして私たちの記憶に残りました。

 初期の、黒地に白抜きのロゴのただ「LOVE BOAT」と書いてある定番のミラーだけでなく、さまざまなデザインバリエーションのミラーは当時の女子高生にとって流行アイテムのひとつとなります。

 それより少し前の90年代前半から90年代中期も、キティちゃんなどのキャラものや、ブランドでは「MARY QUANT(マリークヮント)」などの流行ミラーがありました。しかし、一辺が十数センチという大きなサイズ感やロゴのインパクト、そして女子高生たちの所持率からみて、「LOVE BOAT」は時代を象徴するアイテムとして人々の記憶に残りやすかったのだと思います。

筆者が所蔵するLOVE BOATなどの「ギャルミラー」(画像:Tajimax)

 以前、アーバンライフメトロに寄稿したショッパー文化の記事(2021年2月21日配信「ムラスポ、アルバ……懐かしの『ショップ袋』ブーム」)同様、このLOVE BOATミラーの人気を皮切りに、SHIBUYA109系のアパレルブランドから数多くのミラーがノベルティーやグッズとして販売されていきます。

 また109系のギャルブランド以外にも、「文化屋雑貨店」や「SUPER LOVERS」「SWIMMER」といった、いわゆる原宿系ブランドのミラーも販売、こちらも人気を博します。

 それらは、鏡という機能性・実用性を持った道具としてだけでなく、持つ人の「個性」「好きなもの」をアピールするアイテムとしての意味合いも色濃く表れていました。

雑誌の付録ミラーの台頭


【貴重画像】女子高生の必須アイテムだった「平成ミラー」の数々

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