大学全入時代でも「門前払い」は健在! 東大から電通大まで実施する二段階選抜の実情とは

有名大学受験に関するキーワードとして知られる「門前払い」。その現状について、教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。


他の都内大学の動向は

 東京大学の2016年入学者試験を始めとして、後期日程を止める大学が増えており、「狭い門」はさらに狭くなっています。

 都内の大学で、後期日程があり、二段階選抜実施の予告をしていたのは一橋大学と東京都立大学のほか、東京医科歯科大学(文京区湯島)、お茶の水女子大学(文京区大塚)、電気通信大学(調布市調布ケ丘)でした。

文京区大塚にあるお茶の水女子大学(画像:(C)Google)

 お茶の水女子大学は二段階選抜の実施を見送りましたが、他の4校では1次選抜での不合格者が出ました。

 特に二段階選抜を予告していなかった電気通信大学は「後期日程の出願者数が募集人員の8倍を超えた場合、二段階選抜を行う」と募集要項に記載。結果として480人の不合格者が出ました。

 電気通信大学の後期試験は国私立の難関理系大学を狙う受験生も出願するため、全体的にハードルが高くなります。他大学とは異なり実施初年度ということもあってか、結果として500人近い不合格者が出たと考えられます。

大学全入時代とは無縁の国公立大学

 二段階選抜を実施している国公立大学は必ずしも旧帝大や難関大学、そして医学部だけではありません。

調布市調布ケ丘にある電気通信大学(画像:(C)Google)

 確実に志望校の合格を勝ち取るためには、その年の平均点を考慮しつつも、大手予備校などが出している偏差値や大学入学共通テストの得点率より高い成績を残す必要があります。

「大学全入時代」が叫ばれても、国公立大学へのハードルは低くなっていないのです。


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