働く主婦を「自己犠牲」から解放する、たった3つのポイント

2019年1月20日

ライフ
ULM編集部

インターネット調査でこのたび、働く主婦が自分の時間を持てていないことが分かりました。その理由は何でしょうか。2019年4月の働き方改革関連法の施行に向けて、夫や家族が問われているものとは。


タスクを共有し、外部に委託しよう

――グラフがこのような順位になった理由について。

 ギャップ差の順位は、「後回しにしがちなこと」の順位と言えます。どうしてもやらなければならないこと、あるいは、どうしてもやりたいことを優先するなかで、ついつい後回しになってしまうことの最たるものが、「資格取得などの勉強時間」ではないでしょうか。

資格取得や勉強に打ち込みたい主婦は多い(画像:写真AC)

 時産するための行動としては、これらの項目ごとに時間の産出法を考えるのではなく、本当は減らしたいと考えている時間を短縮し、そこで産み出された時間をやりたいことの時間に充てていくということになります。この調査結果を踏まえると、(充足感が過剰になっている)「家事・育児・介護の時間」をできる限り短縮し、そこで産み出された時間をやりたいことの時間に充てるということになります。

 家事・育児・介護の時産方法としては、家事代行やベビーシッターなどに外部委託したり、自動食器洗浄機を導入して自動化するなどの方法が考えられますが、特に育児や介護においては家族自身が直接対応しなければならないタスクもあるはずです。

 具体的には、

1.家族が直接対応するべきタスクと、家族以外に任せられるタスクを仕分けする
2.家族内で話し合いの場を持ち、全員でタスクをシェアできる協力体制を整える
3.家族タスクのシェアと、外出し可能なタスクの外部委託と自動化を進める

 というような流れで進めて行くのではないかと考えます。

心のゆとりを感じられて、初めて「自分の望み」が分かる?

――2019年以降、現実ギャップはどう推移するでしょうか。

 残念ながら2019年と大きく変わらないでしょう。仕事環境を含め、日々の生活スタイルや習慣は簡単に変えられないためです。しかし、働き方改革関連法が2019年4月以降、順次施行されるので、労働時間の総数は減少します。

 考えられるのは、主に夫側の時間の減少です。そこで産み出された時間を家族の時間に回し、現実ギャップが縮小していくことが期待されています。働く主婦層は仕事を持ちながら家庭を運営しており、自分の時間を犠牲にしています。

 言い方を変えると、「自己犠牲」を前提としているため、無意識のうちに自分の願望を後回しにしているのです。「自分はどうしたいのか」「何をやりたいのか」が分からなくなっている主婦層が少なからず存在しています。心にゆとりが感じられる時間が産み出されるようになって初めて、「自分が本当に望んでいたことが何だったかが分かる」という人もいるでしょう。それが現実化した時、優先したい時間の希望順位が大きく入れ替わる可能性もあります。

我慢している自分に気づこう


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