コロナ禍で変貌する就職活動 オンライン面接で「学歴重視」は加速するのか?

新型コロナウイルスの感染拡大で、就職活動の主流になりつつあるオンライン面接。その現状について、フリーライターの金平奈津子さんが解説します。


オンライン就職活動は2021も続くか

 しかし新型コロナウイルスの感染拡大のために、2020年は多くの企業がオンライン面接を導入しました。感染拡大で急きょ導入されたこともあってか、学生と企業の双方に戸惑いがあったことは否めません。

 2020年6月に公表された立教大学・中原淳教授の研究室が行った調査では、1次面接で95.6%、最終面接でも58.1%がオンライン面接を実施したことが示されました。ところが、希望していた就職、採用活動が「実現できている」としたのは、学生が21.7%、採用担当者は33.1%で、採用する側・される側の双方ともに、戸惑っていたことが明らかになっています(『東京新聞』2020年6月12日付夕刊)。

 問題山積のなかで行われた2020年のオンライン就職活動ですが、2021年も継続しなくてはいけないのでしょうか。

就職活動のイメージ(画像:写真AC)

 実際にオンライン面接を実施している企業を見ると、緊急避難的にというより、むしろ2020年よりスムーズに実施可能であると考える企業が多い印象です。ある企業では、その理由を在宅勤務に対する「慣れ」だと表現します。

「在宅勤務を導入した2020年は年配社員を中心に戸惑いがあったのは事実です。役員面接をオンラインで行った際には、受験者が慣れていないのか、背景に日常生活がそのまま映ってしまうというハプニングも起きましたが(笑)、マニュアルも整備したので今後は問題なく実施できるでしょう」

 また別の企業の人事担当者からは、就活生に対して気持ちが楽になったという人もいます。

「これまでは何度も面接に足を運んでもらって不採用にすることもありました。なかには上京する人もいたので、時間と費用を使わせるのが心苦しかったのですが、オンラインであればその心配がなくなります」

マナーや人柄が見えづらいオンライン面接


【ひと目でわかる】「ウェブ面接」を経験した学生の割合

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