一気に40店舗も入れ替え――不動産業者も驚く「GINZA SIX」大量閉店のワケ

今月「空き店舗だらけ」になったとしてファンを不安にさせた「GINZA SIX」ですが、実は大胆な方向転換でした。都市商業研究所の若杉優貴さんが解説します。


リニューアルのカギ、ひとつめは「海外ブランド」

 今回のリニューアルの大きな特徴は「海外ブランドの充実」です。

 中でも下層階にはGUCCIの時計・宝飾店「GUCCI Watch&Jewely」や、デザイナーのヴァージル・アブロー氏が手掛ける「OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH(オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー)」、香水を中心に販売するGUERLAIN(ゲラン)の「La Boutique Guerlain(ラ・ブティック ゲラン)」(以上、3店ともに4月12日開店予定)など、8店の「海外ブランド旗艦店」が新規出店。そのうち「CLERGERIE(クレジュリー)」(2月3日開店)の旗艦店は日本初出店となります。

 また、コスメではJILL STUARTのコスメ店「JILL STUART Beauty & PARTY」(1月30日開店、旧店リニューアル)やイタリアのフレグランスブランド「ACQUA DI PARMA」の日本初出店となる旗艦店(4月12日開店予定)などが出店。

「JILL STUART Beauty & PARTY.」(画像:JILL STUART、Flora Notis)

 百貨店や駅ビルでおなじみの店舗も多く出店していたこれまでとは打って変わって、GINZA SIXならではの個性が際立つ内容となりました。

ふたつめは「ご当地おうちグルメ」

 そして、リニューアルのもうひとつの特徴が全国各地の持ち帰りグルメの充実です。

 地下2階の食品フロアには、三軒茶屋の有名ベーカリー「Signifiant Signifie(シニフィアン シニフィエ)」の新業態「Signifiant Signifie + plus」、自由が丘のフカヒレ料理とラーメンの名店「自由が丘 蔭山樓(かげやまろう)」の弁当・総菜店(イートイン併設)、広尾のパティスリー「ARNAUD LARHER PARIS(アルノー・ラエール パリ) 」、新宿・大久保のマカロンカフェ「TOKYO MACAPRESSO(トーキョーマカプレッソ)」、名古屋のフルーツ大福店「覚王山フルーツ大福 弁才天」(以上、いずれも4月下旬開店予定)、岐阜の栗菓子店「恵那栗工房 良平堂」(3月3日開店予定)、京都のオーガニックグラノーラ店「ココロキッチン」(2月11日開店予定)など、おうちで楽しめるご当地グルメが多く出店。

 さらに、核テナントのひとつとして、イオンが運営するフランス発のスーパーマーケット「Bio c’ Bon(ビオセボン)」も新たに出店します(4月29日開店予定)。ビオセボンはオーガニック食品や輸入食品など、こだわりの食材を多く扱っていることが特徴で、銀座エリアでは数少ない高級スーパーマーケットとして、地域の生活を支える存在にもなりそうです。

 なお、ビオセボンでは、4月29日からオープニング記念セールを開催。GINZA SIX店限定のハンマーチョコレート(税込み1944円)や、直輸入アイテムを詰め合わせたHAPPY BAG(税込み3300円)などが数量限定で販売されるということです。

「ウィズコロナ」反映のリニューアル、今後も続く?


【懐かし画像】2013年に閉店した「銀座松坂屋」を見る

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