絶滅寸前の昭和系「大型映画館」 都内に残った最後の1つはどこにある?

シネコンの台頭で絶滅寸前の大型映画館。そんな大型映画館ですが、都内に今も残っているのはどこでしょうか。ミゾロギ・ダイスケさんが解説します。


都内屈指の大型映画館だった「松竹セントラル1」

 ただし、この2館も今はありません。2000年代の「日劇1・3」→「TOHOシネマズ日劇」という2度の改称を経て、2018年に日比谷地区にオープンしたシネコン「TOHOシネマズ日比谷」にバトンを渡しました。

「TOHOシネマズ日比谷」が入居する東京ミッドタウン日比谷(画像:(C)Google)

 日比谷スカラ座はビルの建て替えにより1998(平成10)年に閉館し、2年後に「日比谷スカラ座1」として復活するものの、客席数は656に半減されました。現在は491席に減った上で、TOHOシネマズ日比谷のScreen12として営業中です。

 また、銀座中央通り沿いの「テアトル東京」(1248席)、歌舞伎座の近くにあった「松竹セントラル1」(1156席)も都内屈指の大型映画館でした。

 テアトル東京は早々と1981年に幕を閉じ、跡地に「銀座テアトルビル」が建ちます。しかしそれも取り壊され、2019年に「コナミクリエイティブセンター銀座」が完成。松竹セントラル1は1999年に閉館。今はそこに「銀座松竹スクエア」という高層ビルが建っています。

大型映画館がにらみ合っていた歌舞伎町

●新宿エリア
 歌舞伎町では、広場を挟んで1000人規模の映画館がにらみ合っていました。東宝系の「新宿プラザ劇場」(1044席)と、東急系の「新宿ミラノ座」(1064席)です。歌舞伎町には、ほかにも中小の映画館が多数ありましたが、この2館がボス的存在だったと言えます。

新宿プラザ劇場は2008年に再開発で閉館され、今そこにあるのはシネコン「TOHOシネマズ新宿」です。新宿ミラノ座は2014年まで営業されました。その跡地には、映画館や劇場、ホテルなどからなる複合施設の建設が予定されています。

2008年に新装会館した「新宿ピカデリー」(画像:(C)Google)

 靖国(やすくに)通り沿いの旧「新宿ピカデリー1」(820席)も新宿を代表する映画館のひとつ。ここは2006年に閉館となり、シネコン「新宿ピカデリー」に生まれ変わりました。

“最新の大型映画館”は1991年に道玄坂に


【画像】都内に残った最後の「大型映画館」

画像ギャラリー

/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_05-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_06-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_07-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_08-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_09-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_01-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_02-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_03-150x150.jpg
/wp-content/uploads/2021/01/210127_cinema_04-150x150.jpg

New Article

新着記事

Weekly Ranking

ランキング

  • 知る!
    TOKYO
  • お出かけ
  • ライフ
  • オリジナル
    漫画