深刻化するコロナ不況も 都内私立中の「志願者数」が大して減らないワケ

近年上昇傾向が続く都内の「私立中学進学率」。2020年に端を発したコロナ禍は同データにどのような影響を与えるのでしょうか。教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。


近県にある私立中学の志願者数の変化

 東京都の中学受験解禁日は2月1日ということもあり、児童は一般的に埼玉県(解禁日:1月10日)や千葉県(同:1月20日)の私立中学を受験する「お試し受験」をしてから本番に備えます。

 今回は新型コロナの感染対策やコロナ不況のため、本命以外の学校を絞る必要があるはずですが、こうした予想とは裏腹に、東京近県の私立中学では前年と比べて志願者の落ち込みは見られません。

 埼玉県で人気の栄東中学(さいたま市)は1月10日の入試の志願者が近年6000人を超えています。同校は2021年の第1回入試の会場を「3密」回避のため、三つに設定。さらに12日にも入試日を設けて対応しましたが、両日合わせた志願者は6017人と前年度を約200人下回る程度におさまりました。

さいたま市にある栄東中学の位置(画像:(C)Google)

 また、幕張メッセで1月20日(水)に入学試験を行う市川中学(千葉県市川市)の志願者は1月13日時点で、2342人(願書締め切り:1月16日)となっています。前年度は2736人ということを考えると、そこまで大きく減らしているようには見えません。

 大学受験ではコロナ禍によって志望校や学部を変更、なかには進学を断念する受験生も出ていますが、中学受験に関しては少々事情が異なるようです。

経済の影響は数年後に出始める


【データ】東京の「私立中学進学率」を見る

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