もう誰も覚えてない? かつて東京23区には「スキー場」が2つもあった

かつて東京23区内に「スキー場」があったのをご存じでしょうか。しかも、ふたつ。いったいどのような施設だったのでしょうか。ライターのミゾロギ・ダイスケさんが解説します。


板橋にオープンした施設は3年でクローズ

 23区内のふたつ目の屋内スキー場は、バブル崩壊後の1998(平成10)年11月にオープンしています。当時はスノーボード人口が増大している時期で、同年開催の長野オリンピックではスノーボードが初めて正式種目になりました。

 ご存じの人も多いでしょうが、スノーボードの世界はジャンプ台やハーフパイプで飛んだり、そこでトリック(技)を決めたりするなどのカルチャーがあります。その指向が強いスノーボーダーは、スキー場の規模が大きくなくても十分に遊ぶことができるのです。

 この背景から、90年代の終わりに、スノーボーダーをメインターゲットとした都市型小規模屋内ゲレンデが全国各地に続々と誕生していきます。

 そのなかのひとつが、東京23区内にありました。「クールバル東京」という名称で、所在地は板橋区舟渡。埼京線の浮間舟渡駅から徒歩5分ほどという立地のよさでした。

 クールバル東京は都内にある貴重な施設として注目されましたが、当初の見積もりほどの集客ができなかったのでしょう。残念ながらオープンから約3年後の2001年12月に閉鎖になってしまいます。

「クールバル東京」の跡地(画像:(C)Google)

 このように、過去にふたつあった23区内の屋内スキー場はいずれも短命に終わっています。

 なお“23区内”という縛りを外せば、都内にもうひとつ、屋内スキー場がありました。2000年頃に東京都多摩市で営業されていた「カムイ多摩」という施設です。しかし、こちらも極めて短期間で閉鎖になっています。

戦争前、後楽園球場がゲレンデになった


【画像】スキー場があった場所を見る

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